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2016年1月31日 (日)

今日の音楽 1月31日 組曲「町人貴族」 ; Music for today Jan.31 Der Bürger als Edelmann ,suite

リヒャルト・シュトラウスの組曲「町人貴族」は1920年1月31日に初演されました。

元々は、モリエールの戯曲「町人貴族」をホーフマンスタールが改作して上演するための劇音楽として1912年に作曲されたものです。改作の際に、劇中劇として作られたのが歌劇「ナクソス島のアリアドネ」ですが、この歌劇は後に独立したものとして上演されるようになりました。

一方、「町人貴族」は劇中劇なしの新作9曲を含む全17曲の劇音楽で再改作されました。新旧17曲の中から、1920年に9曲を選んだものが組曲として初演されたわけです。

①序曲②メヌエット③剣術の先生④仕立て屋の入場と踊り⑤リュリのメヌエット⑥クレオントの登場⑦間奏曲⑧宴会⑨クーラント の9曲で⑤と⑥は元々のモリエールの原作の劇音楽として作曲されていたリュリの曲を編曲したものです。

最近では、演奏効果を考えて、クーラントを6曲目に演奏して宴会で終わるのが普通です。

2016年1月30日 (土)

今日の音楽 1月30日 虹と雪のバラード ; Music for today Jan.30 Niji to Yuki no Ballad

ミュージシャン、プロデューサーの芥川澄夫は1948年1月30日に愛媛県西条市で生まれました。

1969年にスクールメイツにいた山室英美子と渡辺プロで歌手修行中だった芥川澄夫によって強制的にデュオを組まされて、「或る日突然」でデビューし、これが大ヒットとなりました。

フォーク・デュオではないのですが、当時フォークシンガーたちとの仕事が多かったこともあり誤解されているようですが、正しくはポップス・デュオです。「空よ」「誰もいない海」など多くのヒット曲を出し、1971年にヒットさせたのがNHKの札幌オリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」でした。作詞は河邨文一郎、作曲は村井邦彦で、NHKが当時要望したのが、「1人でギターを爪弾いても歌え、合唱でも歌える事」「オリンピックが終わっても長い間歌い継がれる曲である事」「オリンピックを待ち焦がれる札幌の人たちの心情を歌う事」だったそうです。

トワ・エ・モアの他、黛ジュン、菅原洋一、ブルーコメッツなど多くの歌手の競作となりましたが、定着したのはトワ・エ・モアのものでした。詩碑が大倉山ジャンプ競技場に立てられ、NHKの要望どおり今でも札幌を代表する歌のひとつとして歌われています。

2016年1月29日 (金)

今日の音楽 1月29日 You're the Only... ; Music for today Jan.29 You're the Only...

ミュージシャンの小野正利は1967年1月29日に東京都足立区で生まれました。

教師をめざして大学に入りましたが中退し、ヘヴィメタのバンドのヴォーカルとして活動。4オクターヴの音域を持つシンガーとして話題となりました。1992年にソロデビューし、3枚目のシングル「You're the Only...」がテレビドラマの主題歌となってヒットし、レコード大賞の最優秀新人賞に輝きました。

その後は、またヘヴィ・メタのヴォーカリストやソロ歌手として活動を続けています。

2016年1月28日 (木)

今日の音楽 1月28日 ピアノ協奏曲(コープランド) ; Music for today Jan.28 Piano concerto (Copland)

コープランドのピアノ協奏曲は1927年1月28日にコープランド自身のピアノ、クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団によって初演されました。

ピアノ協奏曲はコープランドの最初期の作品で、ジャズを取り入れた意欲作です。20年ほど後に作曲したクラリネット協奏曲はジャズ・クラリネット奏者のベニー・グッドマンのために作られたのでよりジャズ寄りである理由はわかりますが、特にそういう理由無くジャズを取り入れたのは、コープランドの先進性だったのでしょう。

ジャズを取り入れたピアノ協奏曲としては、この2年前にガーシュウィンのヘ調のピアノ協奏曲が初演されていますが、実はさらにその2年前にシュルホフというチェコの作曲家が「ジャズ風に」というタイトルのピアノ協奏曲を作曲しています。そして、コープランドから4年後の1931年にはラヴェルがジャズの要素を取り入れたピアノ協奏曲ト短調を作曲しており、この頃がピアノ協奏曲にジャズやブルースを取り入れるブームだったのでしょうか。

2016年1月27日 (水)

今日の音楽 1月27日 弦楽のための協奏曲(ストラヴィンスキー) ; Music for today Jan.27 Concerto for string orchestra(Stravinsky)

ストラヴィンスキーの弦楽のための協奏曲ニ調は1947年1月27日にザッヒャー指揮バーゼル室内管弦楽団によって初演されました。

バーゼル室内管弦楽団の創立20周年を記念して、ザッヒャーの委嘱で作曲したもので、バーゼル協奏曲とも呼ばれています。「ダンバートン・オークス」と並ぶ新古典主義の時代の合奏協奏曲で、古典的な様式はとっているものの、跳躍的な転調や、終楽章の激しいリズムなどストラヴィンスキーの特徴もしっかりと備えている、肩のこらない作品です。

2016年1月26日 (火)

今日の音楽 1月26日 シンフォニア・タプカーラ ; Music for today Jan 26 Sinfonia Tapkaara

伊福部昭のシンフォニア・タプカーラは1955年1月26日にセヴィツキー指揮インディアナポリス交響楽団によって初演されました。

この曲は本人によって少年期に交流したアイヌへの共感とノスタルジーが作曲の動機と語られています。タプカーラは、アイヌ語で「立って踊る」という意味です。

3つの楽章から出来ていて第2楽章はノスタルジックなメロディで、終楽章は激しい踊りの音楽になっています。

2016年1月25日 (月)

今日の音楽 1月25日 変容 ; Music for today Jan.25 Metamorphosen,study for 23 solo strings

リヒャルト・シュトラウスの「変容」(メタモルフォーゼン)~23の独奏弦楽器のための習作 は1946年1月25日にチューリヒのトーンハレで、ザッハー指揮コレギウム・ムジクム・チューリヒによって初演されました。

シュトラウス晩年の作品で、23の弦楽器はそれぞれ別々のパートを演奏するため、伝統的な弦楽合奏とは全く異なる形式になっています。ドイツの敗戦直前のものでドイツの歴史的な劇場や音楽堂が次々と瓦礫になっていく中で、ドイツの古くからの文化や伝統が失われていく悲しみや、崩壊していく祖国への惜別の念を込めていると言われています。

シュトラウスはこの曲を死後発表しようと考えていたようですが、結局生前の初演を許したという事です。

23の弦楽器はヴァイオリン10、ヴィオラ5、チェロ5、コントラバス3という編成で、自作曲の一部やワーグナーの曲なども織り込んだ曲です。

2016年1月24日 (日)

今日の音楽 1月24日 ドビュッシーの墓に捧げる賛歌 ; Music for today Jan.24 Pour le tombeau de Claude Debussy

ファリャのドビュッシーの墓に捧げる賛歌は1921年1月24日に初演されました。

ファリャ唯一のギターのための曲で、後に管弦楽にも編曲されています。ファリャは7年程パリで生活していて、その間にドビュッシーとの親交がありました。

そんな事から、ドビュッシーのピアノ曲集「版画」の第2曲「グラナダの夕暮れ」を引用して作曲したのが「ドビュッシーの墓に捧げる賛歌」です。イエペスなど多くのギタリストに取り上げられています。

2016年1月23日 (土)

今日の音楽 1月23日 シンフォニア・インディア ;Music for today Jan.23 Symphoni No.2"Sinfonia India"

チャベスの交響曲第2番「シンフォニア・インディア」は1936年1月23日にコロンビア放送交響楽団の演奏で放送初演されました。

20世紀メキシコを代表する作曲家で6曲の交響曲、4曲の協奏曲、5つのバレエ音楽をはじめに、オペラや声楽曲、室内アンサンブル、ピアノ曲などの数多い作品を残しています。

シンフォニア・インディアは第1番の「シンフォニア・アンティゴナ」に続く曲でチャベスの最も知られる作品です。メキシコ北部のネイティヴ・アメリカンの音楽を再創造しています。単一楽章で書かれていて、チャベスの特徴である変拍子があちらこちらに使われています。

2016年1月22日 (金)

今日の音楽 1月22日 交響曲第2番「アンタール」 ; Music for today Jan.22 Symphony No.2"Antar"

リムスキー=コルサコフの交響曲第2番嬰へ短調「アンタール」は1876年1月22日にサンクトベテルブルクで初演されました。

アンタールは、6世紀アラビアの詩人。リムスキー=コルサコフの代表作「シェエラザード」同様、彼の東洋趣味による作品です。内容は完全な標題音楽で、当初は交響曲第2番として作曲されましたが、1897年の3度目の改訂の際には交響組曲としています。

人生をはかなんでパルミラ(現シリアにある都市遺跡)の廃墟に隠遁生活を送っていたアンタールが、大きな鳥に襲われていたカモシカを助けたが、そのカモシカは実はパルミラの妖精の女王で、そのお礼に彼女から人生の3つの喜びを与えられるという話。第1楽章が、廃墟での様子、第2楽章から第4楽章までは、その3つの喜び(復讐の喜び、権力の喜び、愛の喜び)を表現しています。

初演は第2版によるものでした。

2016年1月21日 (木)

今日の音楽 1月21日 グローリア(プーランク) ; Music for today Jan.21 Gloria(Poulenc)

プーランクのグローリアは1961年1月21日にミュンシュ指揮ボストン交響楽団の演奏で初演されました。

ボストンのクーセヴィツキー財団からの委嘱で作曲されたプーランク最晩年の作品です。一応宗教曲で、ヴィヴァルディの「グローリア」を参考に作曲されたと言われていますが、内容的には陽気で迫力のある曲で、プーランクらしいウィットも感じさせる曲なので、従来の宗教曲と思って聴くと違和感があるかもしれませんね。

6つの楽章で出来ていて、初演の際には若干顰蹙をかったというのもプーランクらしいかな

2016年1月20日 (水)

今日の音楽 1月20日 2つのラプソディ(ブラームス) ; Muwic for today Jan.20 2 Rhapsodies (Brahms)

ブラームスの2つのラプソディop.79は1880年1月20日に初演されました。

ブラームスの成熟期に入ったころのピアノ作品で、弟子のヘルツォーゲンベルクと結婚したシュトックハウゼンに送られた曲です。

第1番は ロ短調でロンド・ソナタ形式、第2番はト短調でソナチネ形式になっています。第2番の冒頭は1小節ごとに調が変わる事で知られており、途中まで調性が決まらないと言う新たな試みがなされています。アンニュイな雰囲気の曲です。

2016年1月19日 (火)

今日の音楽 1月19日 First Love ; Music for today Jan.19 First Love

シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルは1983年1月19日にアメリカで生まれました。

父親は音楽プロデューサーの宇多田照實、母親は歌手の藤圭子という音楽一家に生まれ、居住していたアメリカでは、ファミリー・ユニットで既にレコーディング活動をしていましたが、1997年日本でレコーディングをしている時に日本でのデビューを持ちかけられ1998年にデビュー。プロモーションもラジオのみだったが、FMやhmvなどの後押しで人気に火がつき、更にアメリカ育ち、そして、藤圭子の娘という事がわかって、更にブレイクしたわけです。

First Loveは1999年に発売され、日本で860万枚を売り上げた1作目のアルバムのタイトル曲。3枚目のシングルとして発売されヒットした曲です。歌が巧いとかいう事より非常にソウルを感じる日本人離れした歌であり曲です。勿論作詞作曲ともに宇多田ヒカル自身です。

2016年1月18日 (月)

今日の音楽 1月18日 マイ・ガール ; Music for today Jan.18 My Girl

1964年テンプテーションズに加入し、黄金時代を築いたデヴィッド・ラフィンは1941年1月18日にミシシッピ州で生まれました。

テンプテーションズは1961年にオーティス・ウィリアムズ、エディ・ケンドリックスなど5人のメンバーでデビューしましたが暫くの間はヒット曲に恵まれませんでした。1964年にエルブリッジ・ブライアントが脱退し交代でデヴィッド・ラフィンが加入してから黄金時代を迎えます。

当時ミラクルズで活躍していたスモーキー・ロビンソンとロナルド・ホワイトが楽曲を提供し、ラフィンがヴォーカルを担当した「マイ・ガール」が1965年に全米1位になりその後もヒットを量産しました。

デヴィッド・ラフィンは1968年に脱退しソロ活動で活躍しましたが1991年にドラッグの後遺症で亡くなっています。

テンプテーションズはメンバー交代を繰り返し、初期メンバーはオーティス・ウィリアムズだけになりながら今でも活動しています。

2016年1月17日 (日)

今日の音楽 1月17日 ガヴォット(ゴセック) ; Music for today Jan.17 Gavotto(Gossec)

ベルギーの作曲家フランソワ=ジョゼフ・ゴセックは1734年1月17日に生まれました。

ゴセックは95歳まで生きたために、バロック時代の終わりの時期から前期ロマン派時代まで生きた作曲家です。
今ではこの愛らしいガヴォットのみしか知られていませんが、交響曲も30曲近く作曲しオペラも作曲した大家でした。

ガヴォットは、歌劇「ロジーヌ」の中の曲で20世紀初頭のドイツのヴァイオリニスト、ブルメスターがヴァイオリンとピアノ用に編曲したものです。

2016年1月16日 (土)

今日の音楽 1月16日 ニューヨーク1997 ; Music for today Jan.16 Escape from New York

映画監督ジョン・カーペンターは1948年1月16日にニューヨーク州で生まれました。

南カリフォルニア大学の映画科在学中に制作した「ブロンコ・ビリーの復活」という短編映画でアカデミー短編実写映画賞を受賞し、卒業後はSF映画を中心に監督をしています。SF映画が多いのは、子供の頃見た「遊星よりの物体X」に感動したためで、後に自身でリメイク版の「遊星からの物体X」を監督しました。

1981年に「ニューヨーク1997」を監督して注目を集めました。「ニューヨーク1997」は、当時の近未来の話です。犯罪が増え、収容しきれなくなった囚人を収容するためにマンハッタン島をまるごと刑務所にしたという背景で、大統領専用機がマンハッタン島に不時着、囚人たちに拉致されました。大統領を救うために、カート・ラッセル演じるプリスキンという収監される予定だった犯罪人を利用する事になります。プリスキンは24時間後に爆発する小型爆弾を体内に注入されて、24時間以内に大統領を救助する事を強制されマンハッタン島に向かうというお話。

音楽もジョン・カーペンターが主に担当しています。

2016年1月15日 (金)

今日の音楽 1月15日 夢・恋・人 ; Music for today Jan.15 Yume・Koi・Hito

元キャンディーズの藤村美樹は1956年1月15日に東京都世田谷区で生まれました。

1972年に伊藤蘭、田中好子と共にキャンディーズとしてデビューし1978年に解散するまでに数多くのヒット曲を出しました。メインボーカルを担当する事はありませんでしたが、キャンディーズの音楽面のリーダーとして難しいコーラスパートを中心に担当していました。

解散後は芸能活動を休止していましたが5年後の1983年に「夢・恋・人」で一時的に復活しました。その後結婚を機に完全に引退しています。

https://youtu.be/nyMPkBCmEO0

2016年1月14日 (木)

今日の音楽 1月14日 アズ・タイム・ゴーズ・バイ ; Music for today Jan.14 As time goes by

俳優ハンフリー・ボガードは1957年1月14日に食道癌で亡くなりました。

ハンフリー・ボガードは、20世紀半ばを代表する名優で、ギャング映画の敵役からはじまり、ハードボイルド・スターの地位を確立、その後は演技派の俳優としてアカデミー主演男優賞も獲得しています。

愛称のボギーは、沢田研二の「勝手にしやがれ」の中でも歌われていました。

代表作は何といっても、イングリッド・バーグマンと共演した「カサブランカ」でしょう。今でも3本の指に入る名画と言われているラヴ・ロマンス。多くの名セリフが今でも色々なところで引用されます。

音楽は、マックス・スタイナーが担当しましたが、主題歌の「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」はフップフェルドによって1931年に作られた古い曲です。

2016年1月13日 (水)

今日の音楽 1月13日 故郷の人々 ; Music for today Jan.13 Old folks at home

アメリカの作曲家スティーヴン・フォスターは1864年1月13日に転倒事故で亡くなりました。

当時アメリカでは、作曲家という職業が確立されていなかったため、版権・印税などのルールもきちんとしていなかったので、これだけ多くの有名な歌曲を世に出したにもかかわらず、フォスターは貧困の内に亡くなってしまいました。

1864年1月10日にニューヨークのホテル滞在中に粉々になった洗面台のところで大量に出血し倒れていた姿が発見され、高熱と出血多量で13日に亡くなってしまいました。高熱で意識朦朧の状態でベットから起き上がり洗面所に行きバランスを崩して洗面台に激突して破片が頚動脈にささった事による事故死でした。

故郷の人々は、「スワニー河」というタイトルでも知られているフォスターの代表作のひとつです。ケンタッキー州歌に採用されています。

2016年1月12日 (火)

今日の音楽 1月12日 交響曲第2番(スクリャービン) ; Music for today Jan.12 Symphony No.2(Scriabin)

スクリャービンの交響曲第2番ハ短調op.29は1902年1月12日にリャードフの指揮によってサンクト・ペテルブルクで初演されました。

スクリャービンはロマン派音楽からやがて神秘主義という独自の音楽へ移行して行った作曲家ですが、この交響曲第2番は、その過渡期になる作品です。どちらかといえば、まだロマン派音楽から大きく逸脱してはいない響きがします。

形式的にはソナタ形式への偏愛が見える曲です。5楽章の曲で、第3楽章までは厳格なソナタ形式を用いており第4楽章は第1主題と第2主題が提示部と再現部では順番が逆になるボーゲン形式というソナタ形式のひとつであり、終楽章はロンド・ソナタ形式になっています。

2016年1月11日 (月)

今日の音楽 1月11日 ピアノ協奏曲第11番(モーツァルト) ; Music for today Jan.11 Piano concerto No.11(Mozart)

モーツァルトのピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413(387a)は1783年1月11日に初演されました。

モーツァルトのピアノ協奏曲は第10番までは、ザルツブルグ時代の作品で、この第11番が、ウィーンに移り住んで最初の協奏曲です。前年にコンスタンツェと結婚して、この頃は予約演奏会用にピアノ協奏曲の作曲が相次ぎ13番までが数ヶ月の間に作曲されています。

曲想は明るく伸びやかな曲ですが、第1楽章に珍しく3拍子を採用しています。

2016年1月10日 (日)

今日の音楽 1月10日 カフェ・モーツァルト・ワルツ ; Music for today Jan.10 Cafe Mozart Waltz

ツィターの演奏家アントン・カラスは1985年1月10日に亡くなりました。

ツィターという楽器は南ドイツ、オーストリア、スイスあたりの民族楽器で、5~6本のメロディ用のフレット付きの弦と30本ほどの伴奏用の弦で出来ている撥弦楽器です。ヨハン・シュトラウスのワルツ「ウィーンの森の物語」の冒頭では独奏で使われている事で知られていますが、この楽器を世界的に知らしめたのがアントン・カラスでした。

アントン・カラスは10代の頃から酒場でツィターを演奏していましたが、映画監督のキャロル・リードに見出されて、「第三の男」の音楽担当に抜擢されました。「第三の男」の成功の一端は、このアントン・カラスの音楽にあるとされていますので、この抜擢は大成功だったわけです。

「第三の男」の音楽の中では、「ハリー・ライムのテーマ」が頭抜けて有名ですが、その他にも良い曲はたくさんありますので、聞いてみてください。

2016年1月 9日 (土)

今日の音楽 1月9日 コントラスツ ; Music for today Jan.9 Contrasts

バルトークのクラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲 コントラスツは1939年1月9日にベニー・グッドマンのクラリネット、ヨゼフ・シゲティのヴァイオリンとエンドレ・ペトリのピアノで、カーネギーホールで初演されました。

ジャズ奏者のグッドマンとヴァイオリニストのシゲティという異色コンビの依頼で作曲されたもので、ジャズの要素も取り込んだ華やかな曲です。トランシルバニアの民族的要素もたっぷり盛り込まれています。第3楽章では、ヴァイオリンは通常の調弦(G-D-A-E)と異なる(G♯-D-A-E♭)調弦で作曲されているため、演奏会では2台のヴァイオリンを用意して弾く事が多いようです。

2016年1月 8日 (金)

今日の音楽 1月8日 007ゴールド・フィンガー ; Music for today Jan.8 007/Gold finger

歌手のシャーリー・バッシーは1937年1月8日にウェールズで生まれました。

シャーリー・バッシーは大英帝国勲章を授与されているイギリスを代表する歌手です。
特に有名なのは、007ジェームズ・ボンドの主題歌を3曲も歌っている唯一の歌手という点でしょう。1964年の「ゴールド・フィンガー」、1971年の「ダイアモンドは永遠に」、1979年の「ムーン・レイカー」です。

非常にクリアな発音のメリハリの効いた歌い方をするので、時にはちょっと耳につく感じもあるのですが、こういう007の主題歌のような曲にはピッタリでは無いでしょうか。その中でも、ゴールド・フィンガーはビルボードのヒットチャートで5位になり、また、サウンドトラックアルバムは唯一全米1位になっています。

2016年1月 7日 (木)

今日の音楽 1月7日 クラリネットソナタ第1番(ブラームス) ; Music for today Jan.7 Clarinet sonata No.1(Brahms)

ブラームスのクラリネットソナタ第1番ヘ短調op.120-1は1895年1月7日にウィーンでミュールフェルトのクラリネット、ブラームス自身のピアノで初演されました。

ブラームス最晩年の作品です。既に作曲意欲も衰えていた頃にクラリネット奏者ミュールフェルトと出会い、再び作曲に取り組んだわけですが、立て続けにクラリネットの曲(クラリネット三重奏曲、クラリネット五重奏曲)を作曲、クラリネットソナタも一挙に2曲書き上げました。

第1番は情熱的な作品ですが、孤高の心境に至った良い意味で枯れた曲です。

2016年1月 6日 (水)

今日の音楽 1月6日 弦楽四重奏曲「親しい声」 ; Music for today Jan.6 Intimate voices,Strings quartet

シベリウスの弦楽四重奏曲ニ短調「親しい声」op.56は、1910年1月6日にベルリンでチェチル弦楽四重奏団によって初演されました。

北欧を代表する作曲家シベリウスは、若い頃はヴァイオリニストを目指していました。非常に多くの管弦楽曲を作曲したシベリウスですが、室内楽の曲は極端に少なく、弦楽四重奏曲は4曲のみです。しかも内3曲は、その若い頃の曲で、今では殆ど演奏されません。唯一今でも演奏されるのが、ニ短調「親しい声」です。

標題の「親しい声」ですが、「内なる声」と訳される事もあります。40歳を過ぎて喉に腫瘍が見つかり死を意識した頃の作品で、自分の内面の声を意識した作品と言われています。5楽章で構成され第3楽章の緩徐楽章がそれを表現しているといわれています。

2016年1月 5日 (火)

今日の音楽 1月5日 愛の歌 ; Music for today Jan.5 Liebeslieder Walzer

ブラームスの愛の歌op.52は1870年1月5日に初演されました。

ブラームスはオペラこそ作曲しませんでしたが、声楽曲では数多い作品を残しています。この「愛の歌」はワルツとして書かれています。テキストはゲオルグ・フリードリヒ・ダウマーが東欧の舞踏歌をドイツ語に翻訳した訳詩集「ポリドーラ」です。四重唱とピアノ連弾のために作曲されましたが、混声四部合唱で歌われる事もあり、またピアノ曲としても編曲されています。ピアノ曲は作品番号が52aとなっています。

ウィンナワルツのような軽快なものではありませんが、明るく和やかで優雅な曲です。

2016年1月 4日 (月)

今日の音楽 1月4日 春の海

ハーピストのリリー・ラスキーヌは1988年1月4日に亡くなっています。

ラスキーヌは20世紀最高のハープ奏者として君臨しました。パリ音楽院に入学し11歳にしてハープの首席を受賞したという早熟さでした。16歳の時に、女性としては初めてパリ・オペラ座管弦楽団に入団し1934年からフランス管弦楽団の独奏ハーピストになりました。

その後はソロ奏者として多くの奏者と多くの曲を演奏しています。特にフルート奏者のランパルとの共演によるモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲は名盤のひとつとされています。

また、ランパルとのコンビでは、宮城道雄の春の海も録音しています。ご存知の通り原曲は尺八と琴によるもので、特に尺八は「しゃくり」など独特の奏法がありますが、この演奏では原曲の雰囲気にかなり近い演奏になっています。

2016年1月 3日 (日)

今日の音楽 1月3日 交響曲ハ長調(デュカス) ; Music for today Jan.3 Symphony in C major(Dukas)

デュカスの交響曲ハ長調は1897年1月3日にポール・ヴィダルの指揮でパリ・オペラ座で初演されました。

デュカスが30歳の時に作曲した唯一の交響曲です。デュカスは寡作家である上に完璧主義のため、自分の気に入らない作品を悉く破棄してしまいました。現存している作品はその為に20曲にも満たないのですが、それ故にどれも選りすぐりの曲です。言うなれば、デュカスの作品はどれも本人が認めた優れた曲しか残されていませんので、どの曲を聴いても失敗はないというわけです。

「魔法使いの弟子」があまりに有名ですが、この交響曲もフランスの交響曲の傑作のひとつでしょう。フランク同様多くのフランスの交響曲が取る3楽章型式になっています。いわゆる、スケルツォになる楽章が無いわけです。そのためか、濃縮された曲が多いように感じます。

2016年1月 2日 (土)

今日の音楽 1月2日 新妻に捧げる歌 ; Music for today Jan.2 Niidumani sasageru uta

作曲家神津善行は1932年1月2日に東京で生まれました。

神津善行は、国立音楽大学を卒業し、主に放送音楽や映画音楽の作曲家として活躍しています。俳優の中村メイ子のご主人でもあります。

新妻に捧げる歌は、中村メイ子が作詞し、江利チエミの歌で1964年にヒットした曲で、昔は結婚式の定番ソングでした。多くの歌手がカバーしています。

2016年1月 1日 (金)

今日の音楽 1月1日 北の国から ; Music for today Jan.1 Kita no kuni kara

あけましておめでとうございます。2016年の幕開けです。

脚本家倉本聡は1935年1月1日に東京で生まれました。

倉本聡といえば、「北の国から」ですね。
リアルタイム大河ドラマって言うんでしょうか。まあ、五郎みたいな人が近くにいたら、あまりお付き合いはしたくないというか、私には上手にお付き合いする術が浮かびませんけど。

音楽は、さだまさし。あちらこちらに尾崎豊の音楽やら使われていましたが、それぞれのテーマ曲も魅力的でした。

ところで、倉本聡は本当は12月31日生まれだそうです。めでたい、1月1日生まれで届けを出したという事ですが、こういう方結構多いですね。

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