ホームページ

ウェブページ

紹介した音楽

2023年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 今日の音楽 11月9日 交響詩第7番「祭典の響き」 ; Music for today Nov.9 Festklänge, symphonic poem No.7 | トップページ | 今日の音楽 11月11日 アンチェインド・メロディ ; Music for today Nov.11 Unchained Melody »

2015年11月10日 (火)

今日の音楽 11月10日 パルナッスス山またはコレッリ讃 ; Music for today Nov.10 Le Parnasse ou l'apothéose de Corelli

バロック時代の作曲家フランソワ・クープランは1668年11月10日にパリで生まれました。

クープラン家は多くの音楽家を輩出した一家ですが、音楽史上最も重要な役割を果たしたフランソワ・クープランを大クープランと呼んでいます。クープランは、コレッリを尊敬しており、イタリアの音楽形式のトリオ・ソナタをフランスに持ち込み融合させた作曲家です。

その中でも代表的な作品が、「パルナッスス山、またはコレッリ讃」というタイトルのトリオ・ソナタです。この曲は単なるコレッリへのオマージュではなくて、コレッリがミューズの神たちに導かれ、パルナッスス山に住む音楽の神アポロンの元に赴くまでの物語を表現した作品です。

それぞれの曲は、①コレッリはパルナッスス山のふもとでミューズたちに招いてくれるよう頼む②コレッリはその望みを快く受け入れられて喜ぶ③ コレッリはヒポクレネの泉の水を飲む ④ヒポクレネの水によって起こるコレッリの熱狂⑤熱狂の後、コレッリは眠りに落ちる ⑥ミューズたちはコレッリを起こしてアポロのもとに連れて行く – コレッリの感謝 というタイトルが付けられており、このタイトルを朗読するCDもあります。非常におおらかな曲です。

« 今日の音楽 11月9日 交響詩第7番「祭典の響き」 ; Music for today Nov.9 Festklänge, symphonic poem No.7 | トップページ | 今日の音楽 11月11日 アンチェインド・メロディ ; Music for today Nov.11 Unchained Melody »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 今日の音楽 11月9日 交響詩第7番「祭典の響き」 ; Music for today Nov.9 Festklänge, symphonic poem No.7 | トップページ | 今日の音楽 11月11日 アンチェインド・メロディ ; Music for today Nov.11 Unchained Melody »