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2015年10月31日 (土)

今日の音楽 10月31日 メイ・イット・ビー ; Music for today Oct.31 May it be

映画監督のピーター・ジャクソンは1961年10月31日にニュージーランドで生まれました。

9歳のときに見た「キングコング」に魅了されて8mmカメラで短編映画を撮り始めたのが、映画界へのきっかけとなりました。1987年に制作プロダクションを設立し、監督・撮影・主演・特撮をひとりでこなした「バッド・テイスト」がカンヌ映画祭で高評価を得て1989年に制作した「ミート・ザ・フィーブル」で特撮を行ったクリエイターのリチャード・テイラーと知り合いました。高校を中退して新聞社に勤めていた時、研修でオークランドに派遣された際に長旅の列車の中で読んで感動した「指輪物語」を映画化したのが2001年の作品「ロード・オヴ・ザ・リング」です。

「二つの塔」「王の帰還」の三部作は大ヒットし、ピーター・ジャクソンはカルト映画の巨匠から映画界の巨匠のひとりとなりました。

「ロード・オヴ・ザ・リング」の音楽は、ハワード・ショアが担当していますが、主題歌はエンヤがこの映画のために作曲した「メイ・イット・ビー」です。

2015年10月30日 (金)

今日の音楽 10月30日 弦楽四重奏曲第3番(ブラームス) ; Music for today Oct.30 String Quartet No.3(Brahms)

ブラームスの弦楽四重奏曲第3番変ロ長調op.67は1876年10月30日ヨアヒムらによって初演されました。

ブラームスがベートーヴェンの作品を畏敬の念を持ち強烈に意識していたのは交響曲第1番の作曲に20年以上を費やした事などで良く知られているエピソードですが、弦楽四重奏曲についても同様だったようです。ベートーヴェンの遺した16曲の重圧は、室内楽曲の達人ブラームスにして、第1番、2番に8年もの歳月を費やした事や、結局3曲しか残せなかった事でも推察されます。ブラームスの室内楽曲はベートーヴェンが作曲しなかった弦楽六重奏やピアノ五重奏曲といった分野での評価が高いというのも皮肉なものです。

多少地味な存在であるブラームスの弦楽四重奏の中では、この第3番は活気がある明るい作品です。終楽章には変奏曲を配しているのも、ブラームスらしさが出ていると思います。

2015年10月29日 (木)

今日の音楽 10月29日 ズルい女 ; Music for today Oct.29 Zurui Onna

ミュージシャン つんく♂は1968年10月29日に東大阪市で生まれました。

声を失いながら、尚も音楽活動を続けている姿を見ると、昔は大阪弁のチャラチャラした奴だと思っていましたが、誤解だったようですね。

シャ乱Qで成功し、その後はハロプロで成功し、順風満帆な音楽人生を送っているように見えたのですが残念な事です。1995年に発売した「ズルい女」の大ヒットで全国レベルのロックバンドと認められるバンドになりました。

2015年10月28日 (水)

今日の音楽 10月28日 stay by my side ; Music for today Oct.28 stay by my side

歌手の倉木麻衣は1982年10月28日に 千葉県船橋市で生まれました。

1999年に17才でデビュー。デビューシングルの「Love, Day after tomorrow」はプロモーションのためのテレビ出演や、タイアップなども無かったにもかかわらず140万枚という大ヒット、その後もシングル曲は全てオリコンの10位以内(40作連続)というヒットメーカーとして活躍しています。

作品の多くは自らによる作詞ですが、作曲は一切していません。

「Stay by my Side」は2000年3月にリリースされた2枚目のシングルで、初のオリコンチャート1位となった曲です。

2015年10月27日 (火)

今日の音楽 10月27日 ワイルドサイドを歩け ; Music for today Oct.27 Walk on the Wild Side

ロック・ミュージシャンのルー・リードは2013年10月27日に肝臓疾患により亡くなりました。

1942年にブルックリンで生まれ1960年代半ばよりバンド活動を経て1970年代に入りソロ活動を開始。独特のロック・ミュージックの世界を築き上げ、デヴィッド・ボウイや後のグラムロックのミュージシャンたちに多大な影響を与えました。

「ワイルドサイドを歩け」は、ルー・リードの音楽が初めて大衆に認められた作品です。

当時は妙な音楽だと思っていましたが、今ではもっとメロディの無いラップが不思議な音楽では無くなっていますから・・・

2015年10月26日 (月)

今日の音楽 10月26日 ソナタ ニ短調K.9(D.スカルラッティ) ; Music for today Oct.26 Sonata D-minor K.9(D.Scarlatti)

イタリアのバロック時代の作曲家ドメニコ・スカルラッティは1685年10月26日にナポリで生まれました。

作曲家アレッサンドロ・スカルラッティの息子として生まれチェンバロのための作品を極めた作曲家として知られています。スペインのバルバラ王女のために作曲した555曲の練習曲が、後にソナタとして親しまれています。

K.9のソナタは、ソナタの中でも有名な曲です。非常に短い曲ではありますが、短調の性格を活かした作品です。

2015年10月25日 (日)

今日の音楽 10月25日 私は女 ; Music for today Oct.25 I Am Woman

アメリカの歌手ヘレン・レディは1941年10月25日にオーストラリアのメルボルンで生まれました。

1970年代半ばは、新たに台頭した女性ヴォーカル華盛りの時代でした。オリヴィア・ニュートン=ジョン、カーリー・サイモン、リタ・クーリッジ、リンダ・ロンシュタット、アン・マレーなどがそうです。オーストラリア生まれのヘレン・レディもシンガー・ソングライターとして数多くのヒットを生み出しました。

強い女を表現する、というイメージが強く、日本ではイマイチでしたが全米では「私は女」「デルタの夜明け」「アンジー・ベイビー」という3曲の全米ナンバーワンヒットを生んでいます。これは、上記の歌手の中ではオリヴィア・ニュートン=ジョンの5回に次ぐ2番目でした。

「私は女」は正しく抑圧されてきた女性が強くなり、賢くなっているという ウーマン・リヴのテーマのような曲です。

2015年10月24日 (土)

今日の音楽 10月24日 交響曲第3番(ボロディン) ; Music for today Oct.24 Symphony No.3(Borodin)

ボロディンの交響曲第3番イ短調は1887年10月24日リムスキー=コルサコフの指揮で初演されました。

と言っても、この曲ボロディンは完成させずに亡くなってしまいました。ボロディンは化学者として「ボロディン反応」に名を残すほどの功績ある人でもあり、勤務医としても仕事をする多忙な人物で、完成した曲も非常に少ない作曲家でした。

未完に終わった作品だけでも、有名な歌劇「イゴーリ公」やピアノ三重奏、チェロソナタなど多数。弦楽三重奏曲など4曲手がけて、完成したものが残っているのはゼロ、という具合です。

この交響曲第3番も1884年に作曲を開始しましたが、1887年にボロディンが急死してしまい、第1楽章と本来第3楽章として作曲が開始されていたものを第2楽章としてグラズノフが補筆して、この2楽章による交響曲として初演されました。グラズノフの補筆の元になったのはスケッチとボロディンがピアノで弾いたのを聴いた記憶に基づくものでした。第2楽章とフィナーレも構想はできていたようで、グラズノフもボロディンのピアノ演奏を聞いたりしたようですが復元は不可能だったようです。

2015年10月23日 (金)

今日の音楽 10月23日 「駅伝馬車で」 ; Music for today Oct.23 Mit Extrapost

エドウァルト・シュトラウスのポルカ・シュネル「駅伝馬車で」op.295は1887年10月23日に初演されました。

エドウァルト・シュトラウスのヨハン・シュトラウス一世の三男で、ヨハン・シュトラウス二世、ヨゼフ・シュトラウスの弟でした。作曲家としては、完全に兄2人の陰に隠れてしまっていますが、指揮者としては一流だったようです。

300曲もの作品を残しましたが、「テープは切られた」などいくつかの作品を除いて殆ど演奏されません。「駅伝馬車で」は作品259という晩年の作品です。現代は Mit extrapost 「駅伝馬車で」とか「速達郵便で」と訳されていますが、extrapostの本来の意味は「別便」とか「別送」なので、どちらが正しいのかはわかりません。

2015年10月22日 (木)

今日の音楽 10月22日 アトモスフェール ; Music for today Oct.22 Atmospheres

リゲティのアトモスフェールは1961年10月22日にロスバウド指揮南西ドイツ放送交響楽団の演奏で初演されました。

リゲティは、ハンガリーの現代音楽の作曲家で、実験的な作品が多いのが特徴です。「アトモスフェール」はトーンクラスターやミクロポリフォニーといった手法を駆使して創られた作品で、勿論メロディらしいものはありません。現代音楽の手法として日常の音を「音」の技術を駆使して再現する音楽というものがありますが、この曲もそういった類の曲です。スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」で使われて、リゲティの作品の中では比較的知られるものになりました。

2015年10月21日 (水)

今日の音楽 10月21日 どじょっこ ふなっこ ; Music for today Oct.21 Dojokko Funakko

作曲家岡本敏明は1977年10月21日に亡くなりました。

岡本の父親が牧師だった事から、教会のオルガンを聴いて育ち、玉川学園の創立に携わり教鞭もとりました。多くの賛美歌を残し、合唱の指導者としても活躍しました。

唯一残され童謡が「どじょっこふなっこ」です。賛美歌とは程遠い曲だというのも面白いですね。どうじょうや鮒を通じて四季を描いた作品です。

2015年10月20日 (火)

今日の音楽 10月20日 答えのない質問 ; Music for today Oct.20 The Unanswered question

アメリカの作曲家チャールズ・アイヴズは1874年10月20日にコネチカットで生まれました。

アメリカ音楽界のアウトロー、というか半世紀早く誕生した作曲家のアイヴズは生涯アマチュアでした。ただ、ボロディンのように寡作家ではなく、結構な作品数を残しています。作風は不協和音の嵐ですが、アメリカの民族音楽なども多彩に取り込んで結構親しみ易い音楽もありますね。

答えのない質問は、2つの瞑想という曲の1曲目にあたります。アイヴズの管弦楽作品の中でも難解なものでしょう。弦楽器によって静かに始められ、トランペットで提示された質問に対し木管楽器の応答はあるものの、結局次第に言葉を発しなくなり、最終的にトランペットの質問に対し答えは出ないという曲想です。

2015年10月19日 (月)

今日の音楽 10月19日 荒城の月 ; Music for today Oct.19 Kojoi no tsuki

詩人 土井晩翠は1952年10月19日に仙台で亡くなりました。

仙台駅からバスで5分程、歩いても20分ぐらいのところに、晩翠草堂があります。1949年に教え子や有志によって旧宅跡に建てられ、終の棲家となった、とても小さな家ですが、無料で公開されていますので是非行ってみてください。

土井晩翠は何と言っても、瀧廉太郎が作曲した「荒城の月」の作詞家として知られています。1898年に東京音楽学校が中学唱歌用として委嘱したもので、詩が先にできました。曲は公募され、採用されたのが瀧廉太郎のものでした。七五調の美しい詩と、西洋音階が融合した日本を代表する歌曲となっています。

元々、瀧の作品はア・カペラですが、これを瀧の死後山田コウ作が移調してピアノ伴奏を加えたものが一般的。その際に、「春高楼の花の宴」の「え」の音を半音上げています。今でも、この音が半音低い原曲と改訂版両方が歌われています。

2015年10月18日 (日)

今日の音楽 10月18日 ロール・オーバー・ベートーヴェン ; Music for today Oct.18 Roll over Beethoven

アメリカのミュージシャン チャック・ベリーは1926年10月18日にセントルイスで生まれました。

ロックンロールの創始者とも言われ、ビートルズやプレスリーと言った後のロックミュージシャンに多大な影響を与えました。ジョニー・B・グッドやロックンロール・ミュージックなど多くのヒット曲は、様々なミュージシャンにカバーされています。

「ロール・オーバー・ベートーヴェン」は1956年の曲で、ビートルズ、ELO、マウンテンなどにカバーされたロックンロールのスタンダードナンバーのひとつです。

2015年10月17日 (土)

今日の音楽 10月17日 交響曲第1番(ミヨー) ; Music for today Oct.17 Symphony No.1(Milhaud)

ミヨーの交響曲第1番op.210 は1940年10月17日にシカゴで初演されました。

シカゴ交響楽団の委嘱を受けて作曲した、ミヨーの最初の交響曲です。古典的な4楽章のスタイルで、ミヨーらしいエレガントな作品です。

第1楽章は牧歌的な踊りの音楽、第2楽章は快活なスケルツォ、第3楽章はパッサカリア、終楽章は行進曲風な主題からファランドールに移行して牧歌的な雰囲気の中にも決然とした終楽章らしい音楽を形成する。

2015年10月16日 (金)

今日の音楽 10月16日 ハーリ・ヤーノシュ ; Music for today Oct.16 Háry János

コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」は1926年10月16日にブダペストで初演されました。

2回目の登場ですが、組曲の方は本当に良く出来てます。元々歌劇なのですが、組曲だけ聴いてもなんとなくストーリー性があって面白いので、歌劇自体殆ど上演される事が無くなってしまいました。「ハーリ・ヤーノシュ」はハンガリー版「ほら男爵の冒険」。詩人ガライ・ヤーノシュの作品を元にした「五つの冒険」というオペラです。

組曲は6曲から出来ています。
第1曲「前奏曲、おとぎ話はじまる」・・・ハンガリーの慣用表現で聞いている人がくしゃみをすれば、その話は本当である、という事で、オーケストラ全奏の大きなくしゃみから始まります。その後コントラバスが、話を始めそれに次第に他の楽器が加わってクライマックスを形成します。
第2曲「ウィーンの音楽時計」・・・低音楽器を除く管楽器、打楽器と鍵盤楽器の合奏で、時を刻むぜんまい時計です。
第3曲「歌」・・・無伴奏のヴィオラ・ソロから始まりホルン、オーボエに受け継がれ、ハンガリーの民族楽器ツィンバロンが加わって歌われます。
第4曲「戦争とナポレオンの敗北」・・・ハーリ・ヤーノシュがナポレオンを打ち負かしたという話。管楽器で演奏される描写的な曲です。
第5曲「間奏曲」・・・ツィンバロンが大活躍する民謡調の間奏曲
第6曲「皇帝と廷臣たちの入場」・・・ナポレオンを破った事でオーストリア宮廷に招かれて褒美をもらうというシチュエーションの壮麗な曲です。

2015年10月15日 (木)

今日の音楽 10月15日 七人の侍

作曲家早坂文雄は1955年10月15日に亡くなりました。

早坂は「汎東洋主義」を唱え、日本的・東洋的な美学を音楽の中で活かそうという考えで活動を続けました。「左方の舞・右方の舞」のような雅楽に基づく作品や「ユーカラ」のようなアイヌの叙事詩に基づく作品などが代表作となっています。

また映画音楽も数多く手がけ、特に黒澤明とのコンビは1948年の「酔いどれ天使」から早坂の死の直前1955年の「生き物の記録」まで短い期間ではありましたが続きました。黒澤映画の最高傑作と言われる「七人の侍」も早坂の作曲によるものです。

2015年10月14日 (水)

今日の音楽 10月14日 セレナード(バーンスタイン) ; Music for today Oct.14 Serenade(Bernstein)

作曲家、指揮者のレナード・バーンスタインは1990年10月14日に肺癌のため亡くなりました。

20世紀後半を代表する作曲家であり指揮者のバーンスタインは、指揮者としてはニューヨーク・フィルハーモニックを世界的なオーケストラに鍛え上げ、作曲家としては、「ウェストサイド物語」「キャンディード」などのミュージカルや、3つの交響曲など多くの作品を残しています。

どちらかといえば、絶対音楽の作品はあまり知られていませんが、いくつかの傑作があります。ヴァイオリン独奏と弦楽、ハープと打楽器のためのセレナーデは、その中でも最も演奏機会が多い作品です。副題として「プラトンの饗宴による」というタイトルが書かれていますが、着想はこのプラトンの哲学書によるものの具体的な内容を表現したものではありません。バルトークの弦セレに似た部分もありますが、バーンスタインならではのジャズやダンス音楽の要素を取り入れた作品です。第5楽章にはベートーヴェンの交響曲第5番のオーボエも引用されたユーモアも感じさせる肩の凝らない曲です。

2015年10月13日 (火)

今日の音楽 10月13日 サタディ・イン・ザ・パーク ; Music for today Oct.13 Saturday in the park

ロック・バンド シカゴの主要メンバーのひとりロバート・ラムは1944年10月13日にニューヨークのブルックリンで生まれました。

ラムは、ピーター・セテラと並んでロックバンド シカゴの創立メンバーのボーカリスト、コンポーザーとして活躍したメンバーでした。当時はサックスやトランペットなどの金管楽器を駆使した異色のロックバンドとして活動し、ブラスロックという分野を築き上げています。

サタディ・イン・ザ・パークは、ロバート・ラムが作詞作曲したヒット曲で、全米1位になったアルバム「シカゴⅤ」の中の曲です。

2015年10月12日 (月)

今日の音楽 10月12日 太陽を背に受けて ; Music for today Oct.12 Sunshine on my shoulders

フォーク歌手ジョン・デンバーは1997年10月12日に飛行機事故で亡くなりました。

ジョン・デンバーは1970年代のカントリー・フォークをリードしたミュージシャンで、その素朴で美しいメロディを持つ曲は他の歌手がカバーして大ヒットさせてもいます。古くは、ピーター・ポール&マリーが「悲しみのジェット・プレイン」を、オリヴィア・ニュートン=ジョンは「フォロー・ミー」「カントリー・ロード」をカバーしています。

「太陽を背に受けて」は、1974年に全米1位になった曲で、ジョン・デンバーは自分のライフスタイルを歌った曲と語っています。実は、この曲は1973年に「さすらいのカウボーイ」という曲のB面として発売された曲ですが、放送局で流されている間にチャートを上昇し、最後に9週にわたって全米1位となりました。

2015年10月11日 (日)

今日の音楽 10月11日 交響曲第6番(プロコフィエフ) ; Music for today Oct.11 Symphony No.6(Prokofiev)

プロコフィエフの交響曲第6番変ホ短調op.111は1947年10月11日にムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルの演奏で初演されました。

第5番の交響曲が初演された1945年の翌年から書き始められ、病と闘いながら完成させた曲で3つの楽章から構成されています。

第二次大戦終戦の直後という事もあり、戦争の悲劇と犠牲を内面的に描いた作品で難解で非常に濃密な内容と言われています。そういうこともあって、初演後1948年に悪名高いジダーノフ批判を受けて「形式主義的過ちを犯した作品」のレッテルを貼られ長い間演奏されずにいました。

2015年10月10日 (土)

今日の音楽 10月10日 シンフォニア(ベリオ) ; Music for today Oct.10 Sinfonia(Berio)

ルチアーノ・ベリオのシンフォニアは1968年10月10日に初演されました。

ニューヨーク・フィルハーモニックの125周年として委嘱された作品で、ベリオ自身の指揮での初演でした。その時は4楽章の作品で、後に5楽章に改訂され、改訂版は翌年にブール指揮南西ドイツ放送交響楽団によって初演されています。

8人の混声とオーケストラのための作品で、初演ではどちらもスイングル・シンガーズが担当しています。ただ、歌・・・というよりは歌詞つきの声という感じですけど。

第3楽章は、マーラーの交響曲第2番を引用していますが、他の楽章でもマーラー、リヒャルト・シュトラウス、ベルクなど多くの作曲家の作品がコラージュされています。

2015年10月 9日 (金)

今日の音楽 10月9日 弦楽四重奏曲第13番(ドヴォルザーク) ; Music for today Oct.9 Strings Quartet No.13(Dvorak)

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第13番ト長調op.106は1896年10月9日に初演されました。

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲といえば、この3年前に作曲された第12番の「アメリカ」が有名ですが、この第13番は、アメリカから帰国して半年後のドヴォルザークの傑作と言われている曲です。

4楽章全体では40分程度という非常に長い曲ですが、これより前に着手され完成が遅れた第14番とともに最後の弦楽四重奏曲として高い評価を得ています。

2015年10月 8日 (木)

今日の音楽 10月8日 ピアノとオーケストラのための「アーク(弧)」 ; Music for today Oct.8 Ark for piano and orchestra

20世紀日本を代表する作曲家武満徹は1930年10月8日に東京都駒込で生まれました。

終戦後に作曲家をめざし清瀬保二に師事しましたが、結局音大には行かずほとんど独学で作曲を学びました。1950年に清瀬保二らの主催した「新作曲家協会」第7回作品発表会でピアノ曲「2つのレント」でデビューしましたが、当時は「音楽以前のもの」と酷評されたようです。その後芸術家集団「実験工房」に参加し、メシアンやベルクの強い影響を元に作曲活動を続けました。

1957年に作曲家早坂文雄の死にささげられた「弦楽のためのレクイエム」も日本ではあまり高い評価を得られなかったが1959年に来日していたストラヴィンスキーが偶然NHKの放送で聴いて、これを絶賛した事で武満の世界的評価へとつながっていきました。

1967年に作曲した「ノヴェンバー・ステップス」が世界への飛躍への第一歩となり、その後数々の作品を生んでいます。

ピアノとオーケストラのための「アーク」は2部構成で第1部、2部ともに3曲からなっています。第1部が1963~6年、第2部が1964~66年にかけて作曲されました。第1部では4つのグループのアンサンブルが弦楽器・金管楽器の間にばら撒かれるように配置され、第2部ではオーケストラはほぼ左右対称に配置されます。勿論武満作品なので前衛的な曲ですが、ところどころに非常に美しい響きを聴く事ができます。

2015年10月 7日 (水)

今日の音楽 10月7日 ブルー・ハワイ ; Music for today Oct.7 Blue Hawaii

作曲家のラルフ・レインジャーは1901年10月7日に生まれました。

元々は、ビング・クロスビーが主演した1937年の映画「ワイキキの結婚」のために作曲された歌で、その後多くのカバーが誕生しましたが、最もヒットしたのが、1961年に同名の映画「ブルー・ハワイ」の主題歌として歌われたエルヴィス・プレスリーのカバーです。なにしろ、この映画のサウンド・トラックはビルボードのアルバムチャートで20週連続の1位だった大ヒット作。なにしろ、この映画の中では「好きにならずにいられない」や「ハワイの結婚の歌」などが歌われていましたから・・・

2015年10月 6日 (火)

今日の音楽 10月6日 カンタータ第161番「来たれ、汝甘き死の時よ」 ; Music for today Oct.6 Cantata No.161"Komm, du süße Todesstunde"

バッハのカンタータ第161番「来たれ、汝甘き死の時」BWV.161は1715年10月6日に初演されました。

三位一体節後第16日曜の礼拝のために作曲されたヴァイマール時代を代表するカンタータです。全6曲からなり、2本のアルト・リコーダー、オルガンと弦楽合奏及び通奏低音とテノール独唱と合唱の編成です。

2015年10月 5日 (月)

今日の音楽 10月5日 さよならの向こう側 ; Music for today Oct.5 Sayonara no mukougawa

歌手山口百恵のファイナル・コンサートは1980年10月5日に武道館で行われました。

私は個人的には山口百恵のファンではありませんでしたが、わずか21才で引退した潔さは違う意味で印象に残る歌手でした。

ファイナルコンサートでは、事実上のラスト・シングル「さようならの向こう側」を歌ったあと、静かにマイクをステージに置きました。

2015年10月 4日 (日)

今日の音楽 10月4日 猿の惑星 ; Music for today Oct.4 The planet of Apes

俳優のチャールトン・ヘストンは1923年10月4日にシカゴ近郊で生まれました。

大学卒業後陸軍に入隊し、1950年除隊後映画に出演するようになりました。「ミケランジェロの彫刻のように美しい」と言われた肉体美と精悍なマスクで、「十戒」「ベン・ハー」「エル・シド」「華麗なる激情」などの歴史劇や「大地震」「ハイジャック」などのタフな主人公を得意としました。

1960年代に入ると、「猿の惑星」や「ソイレント・グリーン」などの異色作品にも出演し幅を広げています。
私生活では20歳のときに結婚したリディア夫人と64年間連れ添い2008年4月5日に84歳で亡くなりました。

「猿の惑星」は、ピエール・ブールのSF小説を原作とした映画で全5部作になっています。アメリカの宇宙船が宇宙時間で6ヶ月後冬眠状態から覚めたチャールトン・ヘストン扮するテイラー船長ら3人が宇宙船の故障で、ある惑星に不時着。そこは、猿が世界を支配し人間はその奴隷となっており言葉も喋れないという星。猿との戦いと友情が描かれていましたが、最後に半ば砂に埋もれた「自由の女神」を発見し、そこは地球だったという事がわかる・・・というのが第一作でした。チャールトン・ヘストンは2作目の続・猿の惑星にも出演しています。

音楽は、ジェリー・ゴールドスミスでした。

2015年10月 3日 (土)

今日の音楽 10月3日 ヴァイオリン・ソナタ(R.シュトラウス) ; Music for today Oct.3 Violin sonata(R.Strauss)

リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ変ホ長調は1888年10月3日に初演されました。

この曲は、シュトラウスが古典的な絶対音楽から、ワーグナーやリストの影響を受けて楽劇や交響詩に創作の重点を置くようになる転換期の作品です。

シュトラウスはヴァイオリンの演奏を得意としていたため、高度な技術が要求される曲になっています。古典的な3楽章形式ですが、内容は後期ロマン派のシュトラウスの音楽が表出された内容です。

2015年10月 2日 (金)

今日の音楽 10月2日 今夜もイート・イット ; Music for today Oct.2 Eat it

秋と言えば、食欲の秋。食べ物の曲は数多いのですが、その中から、マイケル・ジャクソンの今夜もビート・イットをパロったアル・ヤンコヴィックの「今夜はイート・イット」。

好き嫌いせずに、食べ物をもてあそばずに何でも食べろ、という曲ですが、「日本では餓死している子供がいる・・・」というのは終戦直後の事らしいです。出てくる食べ物は、キャプテン・クランチ、レーズン・ブラン、チキン、パイ、卵、ヨーグルト、マグロの蒸し焼き、バナナ・・・

変な曲です。

2015年10月 1日 (木)

今日の音楽 10月1日 暗闇にさようなら ; Music for today Oct.1 Whistling Away the Dark

女優のジュリー・アンドリュースは1935年10月1日にイギリスのサリー州で生まれました。

ブロードウェイで、マイ・フェア・レディなどで名声を得て、1964年にメリー・ポピンズで映画のメジャー・デビューしアカデミー主演女優賞を受賞した翌年に「サウンド・オブ・ミュージック」で世界的女優になったジュリー・アンドリュースはその後、ミュージカルに留まらず女優としての地位を確固としてものにしてい行きます。1970年代は「暁の出撃」などの失敗で低迷しましたが、1979年の「テン」や82年の「ヴィクター・アンド・ヴィクトリア」で復活し、現在までも活躍しています。2000年代に入って喉の手術などもありましたが、今は歌声を取り戻しています。

「暗闇にさようなら」は1970年のミュージカル「暁に出撃」の主題歌で、ゴールデングラブの主題歌賞を獲得した作品です。

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