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2015年7月31日 (金)

今日の音楽 7月31日 君ともさようなら ; Music for today Jul.31 Don't expct me to be your friends

アメリカのシンガー・ソングライター ロボは1943年7月31日にフロリダで生まれました。

1960年代の終わりから70年代半ばまでは、私個人は洋楽ばかりを聴いていました。当時は日本における洋楽のひとつのヤマの時期でもあり、ロックンロールからベンチャーズ、ビートルズを経て発展したロック・ミュージックの多様化に入った時代でした。

勿論、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ディープ・パープルなどのロックも聴きましたし、カントリー、当時はソウルと言われていたブラック・ミュージックも聴きました。

ロックやソウルなどのリズミカルな音楽の合間には、シンガー・ソングライターたちのメロディックな曲も数多く誕生しています。「アメリカン・パイ」などのドン・マクリーン、「カリフォルニアの青い空」などのアルバート・ハモンド、「タイム・イン・ア・ボトル」などのジム・クローチ、「雨に濡れた朝」などのキャット・スティーヴンス、「スウィート・キャロライン」などのニール・ダイアモンド・・・・好きな曲はいっぱいあります。ロボも好きな歌手のひとりでした。日本では「片想いと僕」がヒットしましてちょっと知られる存在程度だと思いますが、「僕と君のブー」、「君ともさようなら」「帰ってきた君と僕」「How can I tell her」などもアメリカではヒットしています。

「君ともさようなら」は原題が Don't expect me to be your friendで1972年に全米8位になりました。ロボの素朴な歌は、40年以上経った今でもホッとするような雰囲気を持っています。

2015年7月30日 (木)

今日の音楽 7月30日 ユー・アー・マイ・デスティニー ; Music for today Jul.30 You are my destiny

シンガー・ソングライターのポール・アンカは1941年7月30日にオタワで生まれました。

アメリカン・ポップス創成期を代表するシンガー・ソングライターで1957年に弟のベビー・シッターへの思いを歌った「ダイアナ」でデビューしました。この曲はいきなりビルボードのナンバーワンヒットになり、その後も「君はわが運命 You are my destiny」、「ロンリー・ボーイ」などをヒットさせました。

1960年代半ばから低迷期に入りましたが、ライターとしてはトム・ジョーンズに「シーズ・ア・レディ」、フランク・シナトラへの「マイ・ウェイ」の提供など活躍は続いていました。

1974年にオディア・コーツとのデュエットによる「二人の絆」がヒットチャートの1位になって復活し、マイケル・ジャクソンの遺作となる「This is it」を提供しています。

「君はわが運命」=ユー・アー・マイ・デスティニーは1958年のヒット曲で、ポール・アンカらしい若干大仰な雰囲気の曲です。

2015年7月29日 (水)

今日の音楽 7月29日 交響曲第8番(ヴォーン=ウィリアムズ) ; Music for today Jul.29 Symphony No.8(Vaughan=Williamus)

指揮者のサー・ジョン・バルビローリは1970年7月29日に心臓発作で亡くなりました。

バルビローリはイギリスの指揮者で、マーラーなどのドイツ音楽とイギリス音楽及びシベリウスの音楽を得意としていました。しかしながら、バルビローリの父はイタリア人、母はフランス人で、ゲルマンやアングロサクソンの血は入っていません。もっとも、生まれたのがロンドンで、イギリス人ではありますが・・・

バルビローリは20世紀半ばを代表する名指揮者として知られ、1936年には30代の若さでニューヨーク・フィルハーモニックの首席指揮者となりました。その後1943年から15年間低迷していたイギリスのハレ管弦楽団を復活させています。

この時代に録音されたシベリウスの作品集、特に交響曲は多くの音楽関係者がシベリウスの交響曲のベスト盤のひとつとしています。

イギリスの作曲家ヴォーン=ウィリアムズは、バルビローリに交響曲第8番を献呈しており、初演もバルビローリ指揮ハレ管弦楽団で1956年5月2日に行われました。ヴォーン=ウィリアムズの交響曲の中でも小規模で室内楽的な作品です。

2015年7月28日 (火)

今日の音楽 7月28日 4台のチェンバロのための協奏曲 ; Music for today Jul.28 Concerto for 4 harpsichords

作曲家アントニン・ヴィヴァルディは1741年、ヨハン・セバスチャン・バッハは1750年の7月28日に亡くなっています。奇しくも、イタリア・バロックとドイツ・バロックの代表的作曲家の命日が同じ日というわけです。

バッハは、ヴィヴァルディの作品を数多い編曲していますが、最も有名なものが、4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1065です。原曲は、ヴィヴァルディの調和の霊感作品3の第10番「4つのヴァイオリンとチェロ、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲」ロ短調です。

急-緩-急の3つの楽章からできています。どちらが好みかは人それぞれですが、私個人はチェンバロ4台という豪華な響きが好みです。

バッハの4台のチェンバロのための協奏曲です。

原曲のヴィヴァルディ 4本のヴァイオリンとチェロのための協奏曲です。

 

2015年7月27日 (月)

今日の音楽 7月27日 昭和ブルース ; Music for today Jul.27 Showa Blues

俳優の天知茂は1985年7月27日にくも膜下出血で54歳で亡くなりました。

松竹、東宝、新東宝と脇役が殆どという役者生活でしたが1961年に大映と契約し敵役として活躍。1968年に出演した美輪明宏主演の江戸川乱歩の「黒蜥蜴」で明智小五郎を演じて、これが当たり役となりました。

その後、テレビ朝日の土曜ワイド劇場の江戸川乱歩シリーズでは明智小五郎を25作演じています。また、1973年から1980年までの間3つのシリーズが放映された「非情のライセンス」の会田刑事も当たり役のひとつです。ニヒルな風貌と異なり、非常に気さくで面倒見の良い方だったそうです。

昭和ブルースは、非情のライセンスのエンディング曲で、天知自身が歌っていました。この曲は元々は1969年にザ・ブルーベル・シンガーズが発売した曲です。

2015年7月26日 (日)

今日の音楽 7月26日 風車 ; Music for today Jul.26 Moulinet

ヨゼフ・シュトラウスのポルカ・フランセーズ「風車」op.57 は1858年7月26日に初演されました。

ポルカは数種類に分類されます。元来のポルカは2拍子で速いテンポの「ポルカ・シュネル」と、ゆったりとした「ポルカ・フランセーズ」、3拍子の「ポルカ・マズルカ」です。「ポルカ・シュネル」はシュトラウス二世の「トリッチ・トラッチ」、「雷鳴と電光」、ヨゼフの「おしゃべりな可愛い口」など。ポルカ・フランセーズは「鍛冶屋のポルカ」など、ポルカ・マズルカが「女心」「とんぼ」などが代表例です。

「風車」は「水車」とも訳されていて、要するに粉を挽くための回転する動力源の事をさすようです。原題も徹底していてフランス語の、優雅な曲です。

2015年7月25日 (土)

今日の音楽 7月25日 シャドウ・オヴ・ユア・スマイル; Music for today Jul.25 The shadow of your smile

映画監督ヴィンセント・ミネリは1986年7月25日に83歳で亡くなりました。

1903年に生まれ当初は舞台の演出家をやっていましたが、やがてハリウッドで映画監督となりました。「踊る海賊」、「巴里のアメリカ人」、「バンド・ワゴン」などミュージカルを得意としていました。

ミュージカル・スターのジュディ・ガーランドと結婚して娘をもうけています。その娘が「キャバレー」でアカデミー主演女優賞を受賞したライザ・ミネリです。

その後も「いそしぎ」「晴れた日に永遠が見える」など数多くの作品を監督し1958年の「恋のてほどき」ではアカデミー監督賞を受賞しています。

「いそしぎ」は1965年の作品で、エリザベス・テイラーとリチャード・バートンの結婚後の初共演作。自由な心を持つ女流画家と妻子ある学校長の半年の恋を描いた作品。ジョニー・マンデル作曲の主題歌はアカデミー主題歌賞を受賞し、アンディ・ウィリアムズ、バーバラ・ストレイザンド、シャーリー・バッシーなど多くのカバーが生まれたスタンダード曲となています。

2015年7月24日 (金)

今日の音楽 7月24日 アンネン・ポルカ ; Music for today Jul.24 Annen-Polka

ヨハン・シュトラウス二世のアンネン・ポルカop.117は、1852年7月24日に初演されました。

アンネン・ポルカはシュトラウスの母アンナのために作曲した曲です。
シュトラウスの父親ヨハン・シュトラウス一世は息子が音楽家になることに反対していましたが、シュトラウス二世はアンナの応援によって無事音楽家となることができ、やがて父親を超える音楽家となりました。

そんな愛する母親のために愛情たっぷり込めて作曲したのがアンネン・ポルカです。とっても愛らしい曲です。

2015年7月23日 (木)

今日の音楽 7月23日 ソナタハ長調 K.460(スカルラッティ) ; Music for today Jul.23 Sonata C dur K.460(Scarlatti,D)

作曲家ドメニコ・スカルラッティは1757年7月23日に亡くなりました。

父親はナポリ楽派の始祖とも言われるアレッサンドロ・スカルラッティ。ナポリで生まれ、チェンバロ音楽を追求した作曲家です。ポルトガルで王女で後のスペインの王妃マリア・マグナレーナ・バルバラに音楽を教え、マリアがスペイン国王に嫁ぐときにマドリードに同行しています。

彼女の為に555曲もの練習曲(ソナタ)を作曲しました。スカルラッティの作品はチェンバロ音楽を追求しているため、他の鍵盤楽器ではなかなか効果が得られないという特徴を持っています。その中でも有名な曲の一つが、K.460のハ長調ソナタです。

2015年7月22日 (水)

今日の音楽 7月22日 ビー・マイ・ベイビー ; Music for today Jul.22 Be my baby

アメリカの女性グループ歌手、ロネッツのエステル・ベネットは1944年7月22日にニューヨークで生まれました。

ロネッツは、ボーカルのヴェロニカ・ベネットと、姉のエステル・ベネット、いとこのネドラ・タリーの3人のコーラスグループで1958年に結成されました。

しばらくは、鳴かず飛ばずでしたが、後にヴェロニカの夫となるフィル・スペクターのプロダクションのオーディションを受けて、ヴェロニカの歌に興味を持ったフィルの持つレコードレーベル フィレスレコードから1963年にデビューしました。最初のシングル「ビー・マイ・ベイビー」がビルボード・ヒットチャートの2位となる大ヒットをして数年間活動しましたが1966年の夏に解散しました。

「ビー・マイ・ベイビー」はその後オールデイズ・ナンバーとして多くの歌手に取り上げられました。

エステルは、2009年に亡くなっています。

2015年7月21日 (火)

今日の音楽 7月21日 風とライオン ; Music for today Jul.21 The wind and the lion

映画音楽の作曲家ジェリー・ゴールドスミスは2004年7月21日に肝臓癌で亡くなりました。

ジェリー・ゴールドスミスは20世紀を代表する映画音楽の巨匠のひとりです。彼の音楽は映画のシーンによって要不要を判断し的確な音楽付けをする事が特徴になっています。そのために、「主題曲」よりも「映画全体を通した音楽」に高い評価を得ています。特にスリラー作品では右に出る者がいないと言われています。

但し、メロディ・メーカーとしての才能も非凡なもので、「パピヨン」などテーマ音楽でも多くの傑作を遺しています。

「風とライオン」はジョン・ミリアスが監督した歴史アクション映画で、20世紀初頭のアラブの誇り高い首長ライズリと、彼に誘拐されたアメリカ人イーデン母子が互いに理解を深め合って行く映画です。現在のアメリカにおけるアラブ世界の世界観とはかなり異なっているようです。音楽は非常にシンフォニックなものです。

2015年7月20日 (月)

今日の音楽 7月20日 アイ・フィール・プリティ ; Music for today Jul 20 I Feel Pretty

女優ナタリー・ウッドは1938年7月20日にサンフランシスコで生まれました。

ロシア移民の子として生まれ、シャーリー・テンプルの後の世代の人気子役として1947年に「三十四丁目の奇蹟」で人気を得、1955年の「理由なき反抗」ではアカデミー助演女優賞にノミネートされました。

その後「ウェストサイド物語」や「草原の輝き」でスターの座を確たるものにしましたが1981年に謎の水死を遂げています。

「ウェストサイド物語」ではジュリエット役のマリアを演じましたが、歌は全て吹替えとされた事で激怒し、吹替え歌手への一切の協力を拒んだといわれています。

ウェストサイド物語はレナード・バーンスタインの作曲で、「マンボ」「トゥナイト」「マリア」「アメリカ」「クール」などの有名なナンバーが目白押しです。「アイ・フィール・プリティ」はマリアが歌う歌で、この歌の後にトニーがマリアの兄を決闘で殺したという悲劇が告げられます。

2015年7月19日 (日)

今日の音楽 7月19日 手をとりあって  ;Music fro today Jul.19 Teo Torriatte(Let us cling together)

イギリスのミュージシャン ブライアン・メイは1947年7月19日に生まれました。

1973年デビューのクイーンのギタリストとして活躍し、フレディ・マーキュリーの死後も断続的ではありますが活動を続けています。インテリぞろいのクイーンのメンバーの中でも天文物理学の博士号を持つ秀才で、ギターも自作の物が使われており、クイーンの独特のサウンドに貢献しています。

「ウィー・ウィル・ロック・ユー」など作詞作曲を担当した曲も少なくありません。曲中や曲名に日本語が使われている「Teo Torriatte」(何故かrが重なっていますが間違いではありません)も彼の作品で、日本ではシングル発売され、東日本震災のチャリティアルバムのソングス・フォー・ジャパンにも再収録されました。

2015年7月18日 (土)

今日の音楽 7月18日 石狩挽歌 ;Music for today Jul.18 Ishikari Banka

歌手北原ミレイは1948年7月18日に愛知県豊川市で生まれました。

演歌はあまり扱わないんでけどネタが無くってね。7月8月はクラシック音楽はオフシーズンなので初演された作品も少ないから、ネタ探しが大変です。

クラブで歌っていたところを阿久悠に見出されたて1970年に「ざんげの値打ちもない」でデビュー。2014年9月まで毎年のように新曲を出して活躍しています。

「石狩挽歌」は1975年の8枚目のシングルで、なかにし礼作詞浜圭介作曲による曲です。多くの歌手に歌われていますが、北原ミレイの歌が最も有名です。

2015年7月17日 (金)

今日の音楽 7月17日 奇妙な果実 ; Music for today Jul.17 Strange Fruite

ジャズ歌手ビリー・ホリディは1959年7月17日に44歳で亡くなりました。

ビリー・ホリディの生涯は、人種差別との戦いと、麻薬とアルコール依存症、同性愛による壮絶な生涯でした。
サラ・ボーン、エラ・フィッツジェラルドと並んで3大女性ジャズ歌手と言われていますが、その中でも最も短い期間に命の炎を燃やしたアーチストでした。彼女の生涯は映画「ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実」(原題 Lady sing the blues)として映画化され、ビリーを演じたのはダイアナ・ロスでした。

代表曲の「奇妙な果実」は黒人への人種差別を正面から訴えた曲です。当時南部では、黒人を木に逆さに吊るすというリンチが横行しており、木に吊るされた黒人の様子を奇妙な果実になぞらえて歌った曲です。

2015年7月16日 (木)

今日の音楽 7月16日 ヴァイオリン協奏曲第7番(モーツァルト) ; Music for today Jul.16 Violin concerto No.7(Mozart)

モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調K.271a(271i)は、1777年7月16日に完成したとされています。

ところが、この曲現在では偽作とされていて、新モーツァルト全集では完全に削除されています。曲を聴いてみると成程モーツァルトっぽくない。21歳の時の作品とは思えない溌剌とした雰囲気が感じられません。

今では偽作または、他人の手が加えられていると判断されているようです。そのためか、録音も多くはなく、演奏される機会も非常に少ないようです。

2015年7月15日 (水)

今日の音楽 7月15日 悪いあなた ; Music for today Jul.15 You're no good

アメリカの歌手リンダ・ロンシュタットは1946年7月15日にアリゾナ州ツーソンで生まれました。

ジャズを聞きながら音楽の世界に入って行ったリンダは、暫くの間、グループのボーカリストとして活動していましたが、その頃から歌唱力に注目され、1969年にソロデビューしました。

1970年に入り「ロンゴ・ロング・タイム」がヒットして注目を浴びるようになります。その頃、バックバンドとして集められたのが後のイーグルスです。

1975年には「悪いあなた」がナンバーワンヒットになりました。ロック色の強いウェストコースト風の歌が特徴ですが、2000年に出したクリスマスアルバムでは、しっとりとした歌唱力を聞かせています。

2015年7月14日 (火)

今日の音楽 7月14日 ホワット・ア・フィーリング ; Music for today Jul.14 What a feeling

作家の深田祐介は2014年7月14日に肺炎のために死去しました。

深田祐介といえば、スチュワーデス物語ですね。私は見てませんでしたけど・・・

スチュワーデス物語の主題歌は、アイリーン・キャラが歌ってアカデミー主題歌賞を獲得した映画「フラッシュ・ダンス」の主題歌「ホワット・ア・フィーリング」を麻倉未稀がカバーしたものです。

2015年7月13日 (月)

今日の音楽 7月13日 室内交響曲第1番 ; Music for today Jul.13 Kammersymfonie Nr.1

オーストリアの作曲家アーノルト・シェーンベルクは1951年7月13日に喘息の発作でロサンゼルスで亡くなりました。

シェーンベルクは本来の意味での交響曲は作曲していませんが、室内交響曲というタイトルの曲は2曲作曲しています。

第1番はオリジナルでは15人の奏者による曲ですが、内10人が管楽器で弦は1st ヴァイオリンからコントラバスまで1名ずつという編成という特異な曲でした。全奏の時には管楽器特有の鋭い音が特徴となっています。後に弦楽器の編成を大きくした3管編成の管弦楽編成版も編曲しなおしていますが、3管編成になると最早室内交響曲ではありませんね。初演の時には賛否入り混じったようです。十二音技法云々より音色自体がちょっと耳障りな感も否めません。

2015年7月12日 (日)

今日の音楽 7月12日 フルート協奏曲ト長調(クヴァンツ) ; Music for today Jul.12 Flute concerto G major(Quanz) 

作曲家ヨハン・クヴァンツは1773年7月12日にポツダムで亡くなりました。

クヴァンツは18世紀ヨーロッパを代表するフルートの名手として知られ、作曲もフルート曲が中心となっています。プロイセン国王のフリードリヒ大王のフルート教師及び宮廷音楽家として31歳から76歳で亡くなるまで勤めています。

フリードリヒ大王は啓蒙専制君主として有名ですが、音楽を好み自らも作曲をしました。当時はクヴァンツの他に、ヴァイオリンの名手グラウン、ベンダ、チェンバロの名手C.P.E.バッハなど第一級の音楽家が宮廷音楽家として集っていましたが、フリードリヒ大王自身フルートを好んでいたこともあり、クヴァンツは特に寵愛されたようです。

200曲とも言われるクヴァンツのフルート協奏曲の中でもこのト長調の協奏曲は非常によく知られた曲です。

2015年7月11日 (土)

今日の音楽 7月11日 スワンダフル ; Music for today Jul.11 S'wonderful

1937年7月11日は作曲家ジョージ・ガーシュウィンの命日です。

ガーシュウィンは、ジャズとクラシック音楽両方で成功したアメリカが産んだ最大の作曲家です。
1919年に作曲した「スワニー」が大人気となり、その後売れっ子作曲家として数多くのミュージカルやレビューを作曲しました。

一方、クラシック音楽にも取り組み、1924年に「ラプソディ・イン・ブルー」を作曲しましたが、管弦楽法には無知だったために、グローフェの協力を得てシンフォニック・ジャズの分野を切り拓きました。
ヨーロッパに渡り管弦楽法を学ぼうとラヴェルを訪ねましたが、ラヴェルに「あなたは既に一流のガーシュウィンなのだから二流のラヴェルになる必要は無い」と言ったといわれています。その後ラヴェルの紹介状を持ってたずねたマリア・ブーランジェも、ガーシュウィンの天才的な才能を邪魔する事を懼れて断ったと言われています。結局独学で管弦楽法を学んで創られたのが「パリのアメリカ人」でした。その他にもキューバ序曲、ピアノ協奏曲などシンフォニック・ジャズの数々の名曲を作曲しています。

「スワンダフル」は兄のアイラが作詞しガーシュウィンが作曲したミュージカル「ファニー・フェイス」のナンバーで、その後も「巴里のアメリカ人」などでも歌われているとても陽気な曲です。

こうして、人気作曲家として多忙を極めたガーシュウィンは、その多忙さゆえに僅か39歳で脳腫瘍で亡くなりました。作品全てがガーシュウィンでしか成しえないものなので、もっと長生きして多くの作品を作って欲しかったです。

2015年7月10日 (金)

今日の音楽 7月10日 アフロディーテの勝利 ; Music for today Jul.10 Trionfo di Afrodite

作曲家カール・オルフは1895年7月10日にミュンヘンで生まれました。

オルフはドイツ音楽の歴史の流れからはみ出した作曲家と言えるでしょう。オルフは、器楽の音楽は19世紀までにあらゆる形式や可能性が使い果たされたと考え、舞台音楽にしか興味を示しませんでした。

オルフの最も成功した作品は「カルミナ・ブラーナ」です。ベネディクト会のボレイン修道院で発見された詩歌集を元に作曲した世俗カンタータで、その後作曲された「カトゥーリ・カルミナ」と「アフロディーテの勝利」をあわせた3部作が「トリオンフィ(勝利)」です。

「アフロディーテの勝利」は結婚式の儀式的な様子を表した曲で、単純なリズムの繰り返しなどにより表現されています。

2015年7月 9日 (木)

今日の音楽 7月9日 ハイ・スクール・ララバイ ; Music for today Jul.9 High school lullaby

ミュージシャン細野晴臣は1947年7月9日に東京都港区で生まれました。

大瀧詠一、松本隆、鈴木茂と「ハッピー・エンド」を結成し日本のロックの草分け的存在として活躍、その後キャメル・ママ(後にティンパンアレー)を結成し演奏だけでなく音楽プロデュース集団としても活動しました。

1978年に、高橋幸宏、坂本龍一と結成したYellow Magic Orchestraでテクノ・ポップを代表するグループとして活躍しました。また、音楽提供も増えています。

「ハイ・スクール・ララバイ」は、「欽ドン!良い子悪い子普通の子」から誕生したイモ欽トリオの大ヒット曲で、細野の提供楽曲の中でもテクノっぽい雰囲気が非常に強い曲です。

2015年7月 8日 (水)

今日の音楽 7月8日 風は旅人

作曲家の三枝成彰は1942年7月8日に兵庫県西宮市で生まれました。

三枝成彰は、映画やテレビ番組の音楽を数多く作曲し、情報番組の司会などもこなしている非常にソフトな雰囲気の作曲家ですが、東京芸大の作曲家を卒業し、クラシック音楽の作品は非常に前衛的な作品を作り出していました。1989年頃から作風が変わり、美しいメロディを持つ曲を作曲するようになっています。

クラシックの分野では日本のものを題材としたオペラが代表的な作品です。

テレビ・映画などの商業音楽の分野でもニュースセンター9時やサンデーモーニングなどのニュース番組のテーマ曲が非常に多く作曲されています。初期の作品では、NHK朝のテレビドラマ「北の家族」の音楽を手がけています。主題歌は赤い鳥が歌った「風は旅人」。朝ドラの主題歌の傑作のひとつです。

2015年7月 7日 (火)

今日の音楽 7月7日 グラン・デュオ・コンチェルタンテ ; Music for today Jul.7 Grand Duo Concertante

イタリアのコントラバス奏者で作曲家のボッテジーニは1889年7月7日に亡くなりました。

卓越したテクニックを持ち「コントラバスのパガニーニ」とも言われたボッテジーニですが、はじめからコントラバス奏者を目指していたわけではありませんでした。幼少の頃から学んでいたのはヴァイオリンでしたが、裕福な家の出身でなかったボッテジーニがミラノ音楽院に進学するために必要な奨学金の空いている枠がコントラバスかファゴットだったためにコントラバスを選択し数週間の特訓で見事に合格したというのがきっかけだそうです。

ボッテジーニは作曲家としても様々な作品を作曲しましたが、現在演奏されるのは殆どがコントラバスのための作品です。それまで、通奏低音や縁の下の力持ちの域を脱しなかったコントラバスを独奏楽器たりうるものとして世に知らしめた功績は大きなものがあります。

グラン・デュオ・コンチェルタンテは代表作のひとつで、ヴァイオリンとコントラバスを独奏楽器とした弦楽合奏のための協奏曲です。ヴァイオリンが異常に難しいというのが特徴です。

またボッテジーニはフレンチ弓を世に広めたコントラバス奏者としても知られています。まだ日本では演奏者が非常に少ないフレンチ弓ですが、私はフレンチ歴10年に近づきました。

2015年7月 6日 (月)

今日の音楽 7月6日 アフリカン・シンフォニー ; Music for today Jun.6 African symphony

アメリカの音楽プロデューサー、作曲家のヴァン・マッコイは1979年7月6日に心臓発作で急死しました。

ワシントンD.C.に生まれたマッコイは、幼い頃から聖歌隊で歌、1950年代にはドゥ・ワップのグループをいくつか経験して1960年代からは作曲家として、グラディス・ナイツ&ザ・ピップスなどに楽曲提供をしていました。

1970年代に入って、「ハッスル」が大ヒットして世界中にディスコ・ブームを巻き起こしました。スタイリスティックスの「愛がすべて」や「ラヴ・イズ・ジ・アンサー」などのヒット曲を提供しましたが39歳の若さで亡くなっています。

「アフリカン・シンフォニー」は1974年に発表したディスコ・アルバムの中に収録されている曲で、日本では1987年に智弁和歌山高校の吹奏楽顧問であった吉本英治がアレンジして高校野球の応援曲として演奏されて以来人気を得て、吹奏楽の重要なレパートリーとして今でも演奏され続けています。

2015年7月 5日 (日)

今日の音楽 7月5日 山小舎の灯 ; Music for today Jul.5 Yamagoya no tomoshibi

歌手の近江俊郎は1992年7月5日に肝不全のため亡くなりました。

近江俊郎は戦後を代表する歌手でありながら、気さくな人柄で、バラエティ番組などにも出演していました。「欽ちゃんのどこまでやるの」では「とうしろう」という名前で学生服を着て登場し笑いをふりまいていました。

戦後、米山正夫がシベリア抑留中に作曲した「山小舎の灯」を近江俊郎が気に入って強力にプッシュし1946年に大ヒットさせています。

2015年7月 4日 (土)

今日の音楽 7月4日 アディオス・ノニーノ ; Music for today Jul 4 Adios Nonino

アルゼンチンの作曲家アストル・ピアソラは1992年7月4日にブエノスアイレスで亡くなりました。

アルゼンチンタンゴと、ジャズやクラシックを融合させた独自の世界を築いた作曲家です。バンドネオンの演奏家として様々な楽団で活動し、やがて自ら楽団を率いて演奏活動を行いましたが、タンゴの限界に行き当たり、1954年にフランスにわたって、ナディア・ブーランジェにクラシックの作曲を学んで、独自の世界を築く事になりました。

ピアソラの音楽は、ピアソラ一代で終わっており、後継者はいないとされています。「アディオス・ノニーノ」は初期の作品で楽団員としてプエルトリコ巡業中に父の訃報を聴いたが、帰国する旅費もなく失意の中で作曲した父親に捧げる音楽です。

2015年7月 3日 (金)

今日の音楽 7月3日 サティスファクション ; Music for today Jul 3 Satisfaction

ローリング・ストーンズの初代リーダーであった、ブライアン・ジョーンズは1969年7月3日に亡くなりました。

ブライアン・ジョーンズはローリング・ストーンズをR&Bを演奏する白人バンドという位置づけにしたかったが、ミック・ジャガーやキース・リチャーズはオリジナルな音楽を求めており、主導権がこの2人に移るに従ってキース・リチャーズは麻薬に溺れるようになりました。1969年にはブライアン・ジョーンズはローリング・ストーンズを脱退し1ヵ月後に自宅のプールで溺死したわけです。自殺か他殺か事故死かは未だに謎のままでした。

「サティスファクション」は初期のヒット曲。R&Bを目指していた頃の曲です。

2015年7月 2日 (木)

今日の音楽 7月2日 アナテフカ ; Music for today Jul.2 Anatevka

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン」は1972年7月2日に3242回のロングランを記録して閉幕しました。

「屋根の上のヴァイオリン」は、19世紀ロシアのユダヤ人への差別を取り上げたミュージカルで、ショーレム・アイレヘムの短編小説「牛乳屋テヴィエ」を原作としています。

「屋根の上のヴァイオリン弾き」は、いつ落ちてもおかしくない危うい状況を表しています。それでもヴァイオリン弾きはヴァイオリンを弾く事が止められない。ユダヤ教の教えや、しきたりを守り、周囲のロシア人との交流を避けるウクライナの集落アナテフカでのユダヤ人たちの生活と、新しい時代の波によって古くからのしきたりが次第に破られて行きますが、それでも頑なに「しきたり」を守ろうとする・・・それが屋根の上のヴァイオリン弾きなのです。

という事で、今回は最後の曲「アナテフカ」です。ロシア人によって、全員がアナテフカ村からの退去を命じられ、永年住み慣れたアナテフカを去る悲しみを歌った曲です。

2015年7月 1日 (水)

今日の音楽 7月1日 夏の終わりの少女 ; Music for today Jul.1 I'm just a girl

7月といえば、いよいよ夏本番。夏の歌・・・と言っても邦題では「夏の終わりの少女」ですが、原題は'I'm just a girl" と、夏とは関係ありませんが・・・

ビヨルンとベニーという男声デュオで活動し、日本では「木枯らしの少女」などがヒットしたビヨルン・ウルバースとベニー・アンダーソンですが、それぞれの奥様が、アグネッタ・フォルツコグ、アンニ=フリッド・リングスタッドという歌手で、この2組の夫婦によるグループがABBAとして活動するようになります。

「夏の終わりの少女」はまだビヨルンとベニーによるアルバムの中の曲で、日本ではシングルカットされて発売されました。但し、聴いておわかりのとおり、アグネッタとフリッドの声がメインに出ているバラードになっています。何となく夏のイメージとは違いますが、爽やかな曲で涼しさが伝わってきます。

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