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2015年5月31日 (日)

今日の音楽 5月31日 トランペット協奏曲変ホ長調(ハイドン) ; Music for today May 31 Trumpet concerto E flat major

作曲家ハイドンは1809年5月31日に77歳で亡くなりました。

ハイドンは多作家として知られており、遺された作品は700曲にも及ぶと言われています。交響曲が108曲、弦楽四重奏曲が68曲等々です。

協奏作品もかなりの数作曲したようですが、偽作だったり紛失したりで演奏される数は多くはありません。その中でも人気が高いのがチェロ協奏曲第1番とトランペット協奏曲です。

トランペット協奏曲は長年の友人であり、半音階が演奏できる鍵盤つきトランペットの発明者であるヴァイティンガーのために作曲されたもので、トランペットはそれまで高音域でしかメロディを奏でられなかったが、このトランペットは低音域でもメロディが演奏可能のため、そのような要求が成されています。残念ながらこの鍵盤つきトランペットは不評で、後にヴァルブ付きに取って変わられました。

溌剌とした作品で、ハイドンの代表作のひとつに数えられています。

2015年5月30日 (土)

今日の音楽 5月30日 草原の輝き(ブルー・コメッツ) ; Music for today May 30 Sougen no kagayaki

ミュージシャン井上大輔は2000年5月30日に自殺によって亡くなりました。

ジャズ喫茶で演奏中にジャッキー吉川に誘われて井上忠夫の本名でブルー・コメッツに参加。ヴォーカルと、サックス、フルートを担当しながら作曲活動も行っていました。「ブルー・シャトウ」「マリアの泉」「北国の二人」などの代表作は全て井上忠夫の作品でした。

グループ解散後はソロ活動と作曲活動を続け、1981年に井上大輔に改名しました。ソロとしては映画版「機動戦士ガンダム」の第2作と第3作のテーマ「哀戦士」や「めぐりあい」を歌っています。作曲家としては、ファンガー5の「学園天国」、シャネルズの「ランナウェイ」など数多くのヒット曲を産んでいます。

自殺の原因は、病気がちの妻の看病疲れや、自身の網膜はく離の術後経過が思わしくなかった事を苦にしたものと考えられています。

「草原の輝き」はちょうどCBSレコードからコロムビアに移籍した時期の1968年の曲で6月にはCBSバージョン、9月にコロムビアバージョンの2つのシングルが出ています。

2015年5月29日 (金)

今日の音楽 5月29日 メン・イン・ブラック ; Music for today May 29 Men in Black

作曲家ダニー・エルフマンは1953年5月29日にロサンゼルスで生まれました。

バーナード・ハーマンフランツ・ワックスマンなどの影響を受けてバンド活動をしながら映画音楽の作曲を始めました。ティム・バードンなどの作品を中心に作曲活動をしています。

残念ながら、まだアカデミー賞の受賞暦はありませんが、ノミネートは3回されています。最初にアカデミー作曲賞にノミネートされたのが「メン・イン・ブラック」です。「メン・イン・ブラック」はエイリアンが共存する社会でエイリアンと地球人のトラブルを解決?する組織の戦いを描いたSFコメディ映画で、第3作まで作られておりす全てエルフマンが担当しています。

2015年5月28日 (木)

今日の音楽 5月28日 魅せられて ; Music for today May 28 Love Is Calling Me

作曲家筒美京平は1940年5月28日に東京都新宿区で生まれました。

大学卒業後、レコード会社に入社しプロデューサーとして勤務する傍ら作曲を始めました。1960年代後半にはグループサウンズの数々のヒット曲を作曲しメジャーとなり、1970年代から80年代には10回にわたって作曲家別年間レコード売上ナンバーワンに輝く売れっ子作曲家として、歌謡曲、J-POPなど多くのヒット作品を世に出しています。但し、筒美京平自体は匿名性を重んじで、極端にメディアへの露出を拒んでいます。

彼の作曲した曲のレコードの総売上枚数は7500万枚を超えており、歴代ナンバーワンです。

その中で最も売れた曲が、ジュディ・オングが歌った「魅せられて」です。作詞は阿木耀子です。

2015年5月27日 (水)

今日の音楽 5月27日 24の奇想曲 ; Music for today May 27 24 Capriccio

ヴァイオリニスト、作曲家のパガニーニは1840年5月27日にニースで亡くなりました。

作曲家としてのパガニーニの代表作は無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲(24の奇想曲)でしょう。ヴァイオリニストにとっては難曲して知られており、また、シューマンやリストをはじめとして後の多くの作曲家が、この曲のいくつかを原曲として様々な曲に編曲しています。

中でも13番と24番が非常に有名です。13番は「悪魔の微笑み」とも呼ばれる曲で、嘲笑うような3度の下降音階が笑い声のようにも聞こえます。

そして24番は、多くの作曲家が素材として使用した名曲です。主題と11の変奏曲とフィナーレで構成される華やかな曲です。リストのパガニーニ練習曲第6番に使われているほか、ラフマニノフの「パガニーニの主題による変奏曲」やブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」などが知られています。

2015年5月26日 (火)

今日の音楽 5月26日 序曲「ウェイヴァリー」 ; Music for today May 26 Ouverture 'Waverley'

ベルリオーズの序曲「ウェイヴァリー」は1828年5月26日に初演されました。

「ウェイヴァリー」は当時話題になっていた歴史小説を元に作曲された歌劇ですが、本編は破棄されて、序曲のみ作品番号1番として残された曲です。

作品番号は1番ですが、「宗教裁判官」に続いて、パリ音楽院に在席中に書かれたものでベルリオーズの音楽の出発点とも言える曲です。

2015年5月25日 (月)

今日の音楽 5月25日 大都会の音楽 ; Music for today May 25 Music for a Great City for orchestra

コープランドの組曲「大都会の音楽」は1964年5月25日に初演されました。

この曲は「サムシング・ワイルド」という映画の為に作曲された音楽を元に、ロンドン交響楽団の委嘱によって組曲として作曲したものです。スカイライン、夜想、地下鉄の雑踏、橋の彼方への4曲からなっています。

コープランドの作品としては、人気の高い「エル・サロン・メヒコ」「ロデオ」「アパラチアの春」などとは異なり、エモーショナルな雰囲気を排除した作品です。いきなり不協和音で車の喧騒が登場するところからして、我々が知っているコープランドの音楽とはだいぶ違っています。

2015年5月24日 (日)

今日の音楽 5月24日 A列車で行こう ; Music for today May 24 Take the 'A' Train

ジャズの作曲家、ピアニストのデューク・エリントンは1974年5月24日に亡くなりました。

ハイ・スクール時代に音楽を学んだデューク・エリントンは1916年にピアニストとしてデビューして1927年にはバンド契約をしました。1930年代にはビリー・ストレイホーンが作曲した「A列車で行こう」など音楽史上に残る作品を多く残しました。

A列車は、ニューヨークの地下鉄A線(ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部に至る)を走る列車の事で、ジャズを聴きたいなら地下鉄に乗ってハーレムに行きなさいという意味の曲です。

2015年5月23日 (土)

今日の音楽 5月23日 アラベスク第1番(ドビュッシー) ; Music for today May 23 Arabesque Nr.1

ドビュッシーの2つのアラベスクは1894年5月23日に初演されました。

2曲の中でも特に第1番が有名です。三連符の躍動的な旋律がアラビア風の唐草模様のように織り成している曲です。シンセサイザー奏者の冨田勲がアルバム「月の光」の中で演奏している曲です。

2015年5月22日 (金)

今日の音楽 5月22日 鳥の歌 ; Music for today May 22 El Cant Dels Ocells

ピアニストのホルショフスキは1993年5月22日に101歳で亡くなりました。

ホルショフスキーは、モーツァルト、バッハなどを得意としていましたが、ポーランド出身でショパンの弟子筋にあたることもあってショパンを最も得意としていました。

何よりも、99歳まで現役であり続けたという、物凄いピアニストでした。1960年頃から活動が減りましたが1983年に弟子のペライアの招待で出演した音楽祭で大喝采を浴びてホルショフスキー・ルネッサンスが起こりました。その時既に91歳。95歳の時には来日してリサイタルを開いています。

彼はまた器楽曲の伴奏も得意としており、特にチェリストのカザルスとは長い期間盟友として共演しました。

「鳥の歌」はカタロニアのクリスマス・キャロルをカザルスがチェロとピアノの曲に編曲した曲。イエスの生誕を鳥が祝って歌っているという曲です。

2015年5月21日 (木)

今日の音楽 5月21日 春・夏・秋・冬 ; Music for today May 21 Haru・Natsu・Aki・Fuyu

作曲家でキーボード奏者の深町純は1946年5月21日に東京で生まれました。

東京藝術大学の作曲科を卒業直前に中退して作曲家やキーボード奏者として活躍しました。シンセサイザーにも造詣が深く1970年代初頭よりアルバムにはシンセサイザーも多用しています。

作曲よりもアレンジャーやバックミュージシャンとしての活躍が主体で、多くのアーチストのアルバム制作に加わっています。テレビドラマなどの音楽担当も多く、TBSの水曜劇場「おはよう」も担当。後藤明が歌う挿入歌「春・夏・秋・冬」(作曲家 三木たかし)のアレンジも担当しました。

2015年5月20日 (水)

今日の音楽 5月20日 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド ; Music for today May 20 With a little helpfrom my friend

歌手のジョー・コッカーは1944年5月20日にイギリスで生まれました。

15歳の頃からパブで音楽活動を始め1964年にデビューしましたが不発。その後ライヴ活動と通して注目度が上がり、ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」のカバーが全英第一位になってメジャーになりました。

その後暫くは忘れられた存在になっていましたが1970年代半ばからまたヒットチャートを賑わし始め1982年に映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌「Up where we belong」が大ヒットしています。

「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」はアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の中の曲で、リンゴ・スターが歌っていました。

2015年5月19日 (火)

今日の音楽 5月19日 交響曲第4番(アイヴズ) ; Music for today May 19 Symphony No.4 (Ives)

アメリカの作曲家アイヴズは1954年5月19日にニューヨークで亡くなりました。

アイヴズは、完全なプロの作曲家ではなく、保険会社勤め(最終的には自分らで立ち上げた会社の副社長)をしながら作曲活動をしており、また、当時の音楽界では受け入れられず、評価されたのは死後というアメリカの前衛音楽の先駆者でした。

彼の作品は不協和音の嵐ですが、但し、ポピュラーなメロディの引用などもあってなかなか楽しい作品が多いと思います。

交響曲第4番は賛美歌を原曲とした作品ですが、第3楽章には「埴生の宿」、「ワシントン・ポスト」「草競馬」なども引用されています。終楽章では有名な賛美歌「主よみもとに」も引用され厳かな雰囲気も現れます。

2015年5月18日 (月)

今日の音楽 5月18日 交響曲第2番(オネゲル) ; Music for today May 18 Symphony No.2(Honegger)

オネゲルの交響曲第2番は1942年5月18日にチューリヒ・コレギウム・ムジクムにてザッハー指揮バーゼル室内管弦楽団の演奏で初演されました。

この曲は第二次大戦中に作曲された事もあり、オネゲルの作品の中でも暗い陰を感じさせる作品です。当初は1936年のバーゼル室内管弦楽団創立10周年のために依頼されたものですが、大幅に作曲が遅れるうちに、戦争が始まり、ドイツによってパリが占領されるという中で生まれたものです。

編成は弦楽合奏+トランペットという小さい編成で3楽章の30分に満たない作品です。内容も戦争を表した内容になっています。

2015年5月17日 (日)

今日の音楽 5月17日 交響曲第3番(プロコフィエフ) ; Music for today May 17 Symphony No.3(Prokofiev)

プロコフィエフの交響曲第3番ハ短調op.44は1929年5月17日にモントゥーの指揮によってパリで初演されました。

プロコフィエフが作曲した歌劇「炎の天使」は1928年に一部を演奏会形式で初演しましたが、全曲を演奏する目処がたちませんでした。そこでプロコフィエフが思いついたのが、このオペラの曲を交響曲の主題として使う事でした。

そうして生まれたのが、この交響曲第3番です。この曲にはプロコフィエフ自身も自信を持っており「私の最高の作品」と言っていますが、初演も好評だったようです。

それぞれの主題の元になった曲は以下の通りです。

第1楽章 序奏の主題 レナータの絶望、第1主題 炎の天使マディエルへの愛、第2主題 騎士ルブレヒト
第2楽章 僧院の場
第3楽章 第1幕第1場の音楽
第4楽章 第2幕第2場の悪魔の音楽

2015年5月16日 (土)

今日の音楽 5月16日 愛と青春の旅立ち ; Music for today May 16 Up Where We Belong

女優デブラ・ウィンガーは1955年5月16日に生まれました。

デブラ・ウィンガーは1977年テレビドラマ「ワンダー・ウーマン」のヒロインの妹役でデビューし、その後数作の映画出演を経て、1980年の「アーバン・カーボーイ」で初めて主役となりました。

1982年の「愛と青春の旅立ち」、1983年の「愛と追憶の日々」で有名女優の仲間入りを果たしました。

「愛と青春の旅立ち」はジョー・コッカーとジェニファー・ジョーンズが歌ってアカデミー歌曲賞を受賞しました。

2015年5月15日 (金)

今日の音楽 5月15日 トワイライト・ゾーン ; Music for today May 15 The Twilight zone

作曲家マリュス・コンスタンは2004年5月15日にパリで亡くなりました。

コンスタンは1925年にルーマニアのブカレストで生まれ、パリ音楽院でメシアン、ブーランジェ、オネゲルに作曲を学びました。

現代音楽の作曲家として現代音楽アンサンブル・アルスノヴァを設立し、パリ音楽院でも教鞭をとっています。あまり、知られている作曲家ではないのですが、テレビや映画の音楽も作曲しており、最も知られている曲が「トワイライト・ゾーン」のテーマ音楽です。トワイライトゾーンはアメリカで1959年から1964年まで放映されたSFドラマで、日本でも第1シーズンが「未知の世界」のタイトルで日本テレビで放映され、第2シーズン以降はミステリー・ゾーンのタイトルでTBSで放映されました。

コンスタンのテーマ音楽は第2シーズン以降に使われています。その後、映画やリメイクドラマも作られています。日本の「ウルトラQ」は、このトワイライト・ゾーンの影響が強かったと言われています。

2015年5月14日 (木)

今日の音楽 5月14日 大地の歌 ; Music for today May 14 Das Lied von der Erde

指揮者のオットー・クレンペラーは1885年5月14日に生まれました。

20世紀を代表する指揮者であるクレンペラーは、様々な奇矯でも知られている音楽家です。22歳の時にマーラーの推挙でプラハのドイツ歌劇場の指揮者となったのがキャリアのスタートでした。ナチスを嫌ってドイツを去った後アメリカでロサンゼルス・フィルの水準を向上させましたが1939年に脳腫瘍で倒れてからは奇行が目立つようになり、アメリカを去りました。1954年以降はフィルハーモニア管弦楽団に腰を据えて名声を取り戻し、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団に改組後もこのオーケストラとの関係を続け、多くのレコードを遺しました。

体力の衰えから1972年に引退し翌年スイスで亡くなっています。

自分を世に出したマーラーには恩義を感じていますが、マーラーの交響曲全曲を好んでいたわけではなかったようで、第1番の終楽章の仰々しさや第5番のスケルツォの長さには批判的だったようです。

クレンペラーのマーラーで突出した評価を得ているのが、ヴンダーリヒ、ルートヴィヒをソロに迎えた「大地の歌」です。「大地の歌」は9番目の交響曲でしたが、マーラーが第九のジンクスによって番号付きにするのを避けて交響曲「大地の歌」としました。この曲は李白などの唐詩をドイツの詩人ベートゲが翻案した「中国の笛」を下敷きにした曲で、全部で6つの楽章から出来ています。第1楽章冒頭を聴いただけでゾクゾクする曲です。

2015年5月13日 (水)

今日の音楽 5月13日 僕の胸でおやすみ ; Music for today May 13 Boku-no Miune-de Oyasumi

元かぐや姫のメンバー 山田パンダは1945年5月13日に佐賀県で生まれました。

山田パンダは1971年に伊勢正三と共に第2期かぐや姫(当時は南こうせつとかぐや姫)に参加しボーカルとベースを担当しました。1973年から4年にかけて「神田川」「赤ちょうちん」「妹」と四畳半フォークが次々とヒットしましたが、これはレコード会社が勝手に仕組んだ事で、南こうせつらの意図と次第にかけ離れて行った事もあり、1975年に解散しました。

山田パンダはその後もソロ活動やユニットでの活動を続けています。

「かぐや姫」のヒット曲の殆どは、南こうせつか伊勢正三が作詞作曲したものですが、シングル曲で唯一山田パンダが作詞作曲したのが「僕の胸でおやすみ」です。真性フォークらしい優しい曲です。

2015年5月12日 (火)

パイオニア交響楽団第27回定期演奏会 終わりました

パイオニア交響楽団第27回定期演奏会は5月10日に無事終了しました。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。

今回は選曲の段階で団員の投票という形式を取りました。ある程度絞込みをして、その中から1曲を投票する方法でした。結果としては、前プロにアメリカの音楽、中プロにスペインの音楽、メインがドイツ音楽という統一感の無いものでしたが、私個人的にはあまり統一感を意識するプログラムは好きではないので(ベートーヴェンばっかりとかフランス音楽ばっかり、は飽きちゃうので)秘かに大歓迎していたのですが。

結果的に、練習は変化に富んでいてとても楽しかったです。私は、多くのアマチュア演奏家のようにブラームス大好きという人間ではないのですが、それでも前に書いたようにブラ1には特別な思い入れがあり、3度目という事もあって、かなり音楽的に深いところまで追求できたと思いますし、初めてのアメリカ音楽である「キャンディード」序曲と、情熱的なスペインの曲らしいファリャを一度に演奏できて良かったと思います。指揮の黒岩先生も今回のプログラムにはとても満足だったようです。

アンコールは、プログラム全体が短かった事もあって少々長めの曲を選曲しました。ブラームスとも仲が良くブラームス自身も彼の作品を非常に好んでいた作曲家・・・ヨハン・シュトラウスのワルツ「南国のばら」でした。「南国のばら」は8分程度の曲ですが打楽器奏者が5人も必要なので、なかなか生演奏される機会が無いということで、黒岩先生も、「南国のばら」が出来てとても幸せだったと、仰っていました。

次は合唱とのジョイントによるミューズ・コンサートです。今回と全く異なった重たい曲ばかり。ブラームスの悲劇的序曲、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、モーツァルトのレクイエムです。

今日の音楽 5月12日 戴冠行進曲「王冠」 ; Music for today May 12 Crown Imperial

ウォルトンの戴冠行進曲「王冠」は1937年5月12日にジョージ6世の戴冠式で初演されました。

元々はエドワード8世の戴冠式の為に作曲されたものですが、エドワード8世が離婚暦のあるアメリカ人ウォリス・シンプソンと結婚するために、わずか325日で退位(王冠をかけた恋として知られています)してしまったため、その弟のジョージ6世の戴冠式に演奏されたのが、この戴冠行進曲です。

エルガーの威風堂々に似た雰囲気を持つ曲で、後にエリザベス2世の戴冠のために作曲された「宝玉と勺杖」の華やかさに比べると、やや格式ばった曲です。

2015年5月11日 (月)

今日の音楽 5月11日 もしも明日が ; Music for today May 11 Mosimo Ashitaga

作曲家 三木たかしは2009年5月11日に岡山で64歳で亡くなりました。

東京で生まれた三木たかしは、15才ぐらいの時に歌手を目指して作曲家船村徹に弟子入りしましたが、「君は作曲家に向いている」と言われて転向。1967年に売れっ子作詞家なかにし礼の推薦で作曲家デビューを果たしました。翌年には、実妹の黛ジュンに提供した「夕月」が大ヒットして1969年には森山良子の「禁じられた恋」がオリコンの第1位になって、人気作曲家の地位を獲得しました。

その後は、作詞家阿久悠とのコンビで、あべ静江の「コーヒー・ショップで」「水色の手紙」、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」「能登半島」、伊藤咲子乙女のワルツ」、岩崎宏美思秋期」、清水由貴子お元気ですか」、森進一北の螢」など数多くのヒット曲を世に送り出しました。

一方では、盟友とも言うべき荒木とよひさ とのコンビでも、テレサ・テンの「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」などのヒットと共に、テレビ番組「欽ちゃんのどこまでやるの」の中で歌われた わらべの「めだかの兄妹」「もしも明日が」も作曲しています。

「もしも明日が」は、メインをわらべ(当時2人)が担当し、コーラスを「欽どこ」の出演者だった真屋順子、小堺一機、関根勤、見栄晴らのファミリーが担当してます。

2015年5月10日 (日)

パイオニア交響楽団第27回定期演奏会のご案内 最終

いよいよ、本日演奏会です。

昨日の最終練習、黒岩先生は練習でも手抜きが許されないのでお疲れモードです。
巧く演奏する事よりも、音楽に対する情熱を前面に出すように指導される方なので、細かく緻密にチェックしながら聴く方には、あちこちボロが発見できるとは思いますが、最後には感動してもらう事を目標にやって来ているので楽しく演奏したいと思います。今回のプログラムは、練習していても変化に富んでいてとても楽しいプログラムでした。

最近のコンサートでは、アンコールをやらないオーケストラが増えてきていますが、パイオニア交響楽団は基本的にはアンコールをやります。今回は・・・勿論秘密ですが・・・ブラームス自身が大好きだったほぼ同時代の作曲家の曲です。

今日の音楽 5月10日 タラのテーマ ; Music for today May 10 The theme of Tara

映画音楽の作曲家マックス・スタイナーは1888年5月10日にオーストリアで生まれました。

マックス・スタイナーの環境はかなり凄いものです。祖父がアンデア・ウィーン劇場の支配人、名づけ親がリヒャルト・シュトラウス。ピアノの先生は、ブラームスで15歳のときにウィーン帝室音楽院に入学しマーラーに師事。

その後は、ミュージカルや映画音楽の世界に入りアカデミー賞を3回受賞。ノミネートは23作品にも及ぶ映画音楽の大家として活躍しました。

アカデミー賞はノミネートまでで終わりましたが(1939年は「オズの魔法使い」が受賞)何と言っても代表作は「風と共に去りぬ」でしょう。「タラのテーマ」の劇的な音楽は、古今の映画音楽の中でも最高傑作のひとつと言っても良いでしょう。途中、「ディキシーランド」の音楽が引用されますが前後との違和感も全く無く、スタイナーが若い頃に本格的な音楽家から学んだ事が大いに活かされていると言えるでしょう。

2015年5月 9日 (土)

今日の音楽 5月9日 ロンゲスト・タイム ; Music for today May 9 The longest time

歌手のビリー・ジョエルは1949年5月9日にサウス・ブロンクスで生まれました。

高校を中退してコロムビアレコードと契約しましたが、長い間鳴かず飛ばずが続きました。ようやく陽の目を見たのが1973年の再デビュー後2枚目のアルバム「ピアノマン」。その後5枚目のアルバム「ストレンジャー」が全米2位の大ヒットを記録し、この中の「素顔のままで」がグラミー賞最優秀楽曲賞を受賞するなど、トップシンガーの地位を不動にしました。

「ロンゲスト・タイム」は9枚目のアルバム「イノセント・マン」に収められている曲で、ビリー・ジョエルらしい都会的なサウンドとコーラスの曲です。

2015年5月 8日 (金)

今日の音楽 5月8日 ギター協奏曲第1番(ジュリアーニ) ; Music for today May 8 Guitar Concerto No.1(Guiliani)

ギターのヴィルトーゾで作曲家のジュリアーニは1829年5月8日に47歳で亡くなりました。

イタリア南部のビシェーリアで生まれ、古典派のギター曲を数多く作曲しています。ギター協奏曲を3曲作曲していますが独奏楽器の代表がピアノに移って行った古典派の時代では本格的なギター協奏曲にお目にかかるのは稀で、ギターのための協奏曲の歴史を辿る上でも重要な曲となっています。

第1番は、フルオーケストラ伴奏と弦楽伴奏版があります。

2015年5月 7日 (木)

パイオニア交響楽団第27回定期演奏会のご案内・8

ブラームスの交響曲第1番の終楽章は、ベートーヴェンの「運命」と同じように絶ちがたい運命からの解放の音楽です。但し、「運命」の終楽章のように冒頭からいきなり明るい世界が開かれるわけではありません。

終楽章の冒頭は、まだ嵐の中です。やがて、光明を求める足音のように弦楽器にピツィカートが一歩ずつ奏されますが、その先は、まだ嵐が続きます。もう一度ピツィカートで歩みを進めると、ようやく一筋の光がホルンの朗々たるメロディで導き出され、トロンボーンとファゴットによるコラールへと続きます。

トロンボーンは、3楽章までお休みで、ようやくここで初登場。しかも第1トロンボーンはいきなりハイトーンのAの音。ここまで30分ぐらいステージの上でウォーミングアップも出来ずに待っていて、いきなり高い音ですから、とっても出しにくいです。従って、ここまでの間にトロンボーン奏者は、秘かに唇を動かして暖め、マウスピースに息を吹き込んで暖め、という無音の準備運動をやっているのです。もちろんお客さんは、音も出さずにただ座っているトロンボーン奏者に注目する事など皆無なので、まあ多少動いてても気がつきませんけどね。

コラールの後は、木管楽器などで先ほどのホルンのメロディが次々と出てきて、嵐は完全に収まります。
そして、第九の「歓喜の合唱」との類似が指摘される第1主題がヴァイオリンの一番太い弦(G線)を中心に演奏されます。その後は、時折短調に転調するものの、基本的には嵐が再びやってくることもなく、展開部、再現部を経て怒涛の勢いでコーダに入ります。

このコーダへの導入部が、ブラームスらしいズレズレの音楽。チェロ、コントラバスやコントラファゴット、トロンボーンと言った低音楽器が演奏する第1主題の回想の中を、ヴァイオリンが上行音階の合いの手をいれ、最後にはチェロ、コントラバス、木管とヴァイオリン、ヴィオラは半拍ずれたリズムでグチャグチャグチャっとコーダに入ります。コーダでは、再びコラールのメロディが出ると、その後は行け行けドンドンで圧倒的な勢いで最後まで行くわけです。

今日の音楽 5月7日 プカプカ ; Music for today May 7 Pukapuka

シンガー・ソングライター西岡恭蔵は1948年5月7日に三重県の志摩で生まれました。

近畿大学を卒業、フォーク喫茶「ディラン」の雇われマスターとなって、常連客と緩やかなフォーク・グループ「ザ・ディラン」を結成。1971年にソロ活動のために脱退しましたが、「ザ・ディラン」は大塚まさじ などを中心に「ザ・ディランⅡ」となってデビューアルバムを作成。その時には西岡も参加しています。

「プカプカ」は西岡にとっても大塚まさじにとっても、ディランⅡにとっても代表曲となった曲です。

2015年5月 6日 (水)

パイオニア交響楽団第27回定期演奏会のご案内・その6

ブラームスの交響曲の緩徐楽章は、ロマン派の音楽と異なりメロディに依存したものではありません。激しい部分があったり屈託があったりと、音楽全体の時代背景や進歩はありますが、ベートーヴェンの物に雰囲気がよく似ていると思います。この第1番の第2楽章は主題(動機)自体わずか4小節。その後もメロディと言えるものは、しばらく登場しません。ところで、この動機は調こそ異なっていますが、ベートーヴェンの「田園」の第1楽章と同じメロディラインで始まっています。ここにもベートーヴェンの影響が大きく反映されています。

後半になると、ホルンやヴァイオリンソロで美しいメロディが奏でられます。このヴァイオリンソロはそれ程難易度が高いものではありません。もし技術的に難しいところが少しでも含まれていたら、多分ブラームスの交響曲第1番は現在のようなアマチュアのトップクラスのレパートリーにはなっていなかったでしょうね。

個人的に言うと、緩徐楽章は演奏するときには結構緊張するものです。だいたいが小さい音で美しく演奏するというアマチュアにとっては難しい事をやらなければならない事に合わせて、発音の遅いコントラバスにとっては、丁寧に演奏するという気持ちが度を超えるとテンポより遅くなり(重くなると言います)全体の足を引っ張ってしまうという事がありがちなので。

ブラームスの交響曲の中で最も不思議なのが、第3楽章です。この第1番の場合、スケルツォでもメヌエットでもなく、他の舞踏音楽でもない分類不可能な曲です。主部も単に優雅とも違うし、中間部も舞踏音楽っぽいですが、そんな単純なものでもなく。。。で、この楽章とっても弾き難い楽章です。主部は変イ長調という♭が4個の調で、中間部がロ長調という♯5個の音楽。しかも半音階的な動きもあり音も飛んでポジション移動や弦の移動が激しいという、この曲の中で最も弾きにくい楽章です。ブラームスは第3楽章でトライアングルを使ったり、第3番のような「歌」っぽい楽章構成にしてみたり、少々変わった楽章に仕上げています。第4番ではスケルツォになってはいますが従来の3拍子ではない2拍子で作ったり・・・他の楽章とは全く異なる作風の楽章としています。

今日の音楽 5月6日 川(橋本國彦) ; Music for today May 6 Kawa

作曲家橋本國彦は1949年5月6日に胃癌で44歳の若さで亡くなりました。

東京都本郷で生まれ、東京音楽学校で指揮法とヴァイオリンを学び、作曲はほぼ独学だったそうです。その後研究科で正式に作曲を学びました。「お菓子と娘」などの歌曲で名前を上げウィーンに留学、若手有望作曲家として将来を嘱望されていました。1933年に母校の教授に就任し矢代秋雄、芥川也寸志、黛敏郎、團伊久磨などを育てています。

「川」は日本の合唱作品100選にも選ばれている合唱の名曲です。千家元磨の詩に作曲したもので、私が小さい頃にはナンバーワンクラスに人気合唱曲でした。

2015年5月 5日 (火)

今日の音楽 5月5日 美しき五月に ;Music for today May 5 Im wunderschönen Monat Mai

5月の曲で、真っ先に思い出す曲のひとつが、シューマンの「美しき五月に」です。

シューマンの歌曲の代表的作品「詩人の恋」の冒頭を飾る曲です。嬰ハ短調ですが、最後まで主和音は出てきません。そのために何となく物憂げな雰囲気を持っているのですが、ハイネの詩は美しい五月に恋が芽生え、彼女に打ち明けるというもので、春らしいものです。最後も、主和音に解決しないので、終わったのか?というような感じの曲ですね。

2015年5月 4日 (月)

今日の音楽 5月4日 スタートレックのテーマ ; Music for today May 4 Theme from Startrek

カナダのジャズトランペット奏者ウォルター・メイナード・ファーガソンは1928年5月4日にケベック州で生まれました。

非常に高い音を正確に演奏する事で知られており、12歳の頃にはテレビで取り上げられソロを披露するほどの天才少年でした。その後アメリカに移住してバンド活動やソロ活動で活躍し、ロッキーのテーマのカバーなどもヒットしています。

スタートレックのテーマは日本では「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマ曲としても知られている曲です。

2015年5月 3日 (日)

今日の音楽 5月3日 交響曲第97番(ハイドン) ; Music for today May 3 Symphony No.97(Haydn)

ハイドンの交響曲第97番ハ長調Hob.Ⅰ-97は1792年5月3日に初演されました。

この曲はロンドン交響曲の5つ目の作品です。安定感のあるしっかりとした構成の4つの楽章から出来ています。

パイオニア交響楽団第27回定期演奏会のご案内・その5

ブラームスの交響曲第1番の第1楽章は、ティンパニなどの低音楽器のC音の連打とヴァイオリン、チェロの息の長いメロディによる非常に印象的な序奏から始まります。ブラームスは敬愛するベートーヴェンの交響曲を継承するという使命感から、長い年月をかけてこの曲を作曲していますが、この序奏の主題は、半音階的な音楽で古典派のものとはかなり違っています。

オーケストラの技量を測る上でも、この序奏部は実に分かり易い部分です。Un poco sostenutoという指示のsostenutoは音を保持してという意味です。従って、この長いヴァイオリン、チェロのメロディや管楽器の副旋律が長く平らな音でメロディを奏でなければなりません。弦楽器には移弦や弓の折り返しがあるために、このように長い音を平らに弾く事は練習の基礎段階でみっちりやるのですが、なかなかこれが簡単ではありません。

従って、この序奏部が音の強弱のデコボコや途切れなく演奏できれば、そのオーケストラの演奏はこの後期待して良いでしょう。それが出来ていないと、あまり期待しない方が良いかも・・・勿論プロのオーケストラでは、ここでボロを見せる事はありませんが。

主部も半音階の旋律による主題で始まります。2つ目の主題はベートーヴェンの運命と似たリズムですが、似て非なるもの。「運命」のタタタタ(~)ンは頭の拍が休符で始まりますが、ブラームスのこの部分は8分の6拍子にすっぽり収まります。古典的な交響曲に倣って、提示部には繰り返し記号がありますが、個人的には取ってつけたような感じで好きではありません。昔は繰り返しをする演奏は皆無でしたが、最近は繰り返す演奏も多少はあります。今回は繰り返しはしません。

最後のコーダ部分でも「運命」に似た動機がティンパニなどのC音によって打たれます。これはとっても印象的です。最後はハ長調に転調して静かに終わります。「運命」程ではないですが緊張感にあふれる楽章です。

2015年5月 2日 (土)

今日の音楽 5月2日 Always 三丁目の夕日 ; Music for today May 2 Always Sanchome no Yuhi

作曲家の佐藤直紀は1970年5月2日に千葉県で生まれました。

東京音楽大学の作曲科映画・放送音楽コースで学び、クラシック系音楽からロック系音楽まで幅広く映画・ドラマ・アニメ・ミュージカルの音楽を手がけています。

2004年から「海猿」シリーズを手がけ、2005年には「Always 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞しています。「Always三丁目の夕日」は昭和33年の下町を舞台にした物語。ちょうど、自分が生まれた頃の話で、子供の頃見たオート三輪、未舗装のダート道など、ストーリー以外でも懐かしく見た映画です。

2015年5月 1日 (金)

今日の音楽 5月1日 マイ・クルー ; Music for today May 1 My Crew

歌手のリタ・クーリッジは1945年5月1日にテネシーで生まれました。

アメリカン・インディアンのチェロキー族の血を引いていて、幼い頃からゴスペルに親しみ10代後半には歌手として活動を始めました。

1971年にアルバムデビューを果たし1973年には「マイ・クルー」がヒットしています。この曲全米チャートでは大して上位に行かなかったのですが、日本ではソコソコのヒットを記録しました。とても優しい歌声が印象的でした。その年に、シンガー・ソングライターのクリス・クリストファソンと結婚しましたが1980年頃に離婚しました。

その後、ハイアー・アンド・ハイアーやウィ・アー・オール・アローンのカバーなどをヒットさせています。

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