今日の音楽 3月20日 交響詩「野ばと」
ドヴォルザークの交響詩「野ばと」1898年3月20日にヤナーチェクの指揮でブルノで初演されました。
ドヴォルザークの交響詩「野ばと」1898年3月20日にヤナーチェクの指揮でブルノで初演されました。
ドヴォルザークは5曲の交響詩を作曲していますが、そのうち4曲はチェコの国民的な詩人であるエルベンの「花束」という詩集の中のバラードにインスピレーションを得て作曲したものです。「水の精」「真昼の魔女」「金の紡ぎ車」と「野ばと」です。
ストーリーは、夫の死を嘆く若い未亡人から始まるが、その涙は偽りの涙で、やがて若い美形の男が未亡人に近づき、2人は結婚します。亡くなった先夫の墓の上に樫の木が生え、野鳩が巣を作り、悲しげな声で鳴きます。妻はその声を聞いて発狂して自殺してしまいます。実は先夫は彼女が毒殺したからでした。
全ての主要主題が最初の動機から導き出される緊張感の高い曲で、この4作の中では最も技巧的で人気の高い曲です。
今まで取り上げた曲
シングル・アゲイン
双頭の鷲の旗の下に
フランスの山人の歌による交響曲
« 今日の音楽 3月19日 I don't want to miss a thing | トップページ | 今日の音楽 3月21日 誓い »
« 今日の音楽 3月19日 I don't want to miss a thing | トップページ | 今日の音楽 3月21日 誓い »
コメント