今日の音楽 2月24日 私を泣かせてください~歌劇「リナルド」
ヘンデルの歌劇「リナルド」は1711年2月24日にロンドンのヘイマーケット女王劇場で初演されました。
ヘンデルは、古代の歴史や神話などに基づく膨大な量のオペラを作曲しています。J.S.バッハと同い年でしたが、長い間バッハと比べると絶大の人気を誇っていました。19世紀に、バッハの音楽が見直されると、その後はヘンデルのオペラやオラトリオの多くは演奏される回数が激減しました。そのために、今ではヘンデルのオペラ全曲が演奏される機会は大幅に減っています。
40曲余りあるオペラの中でも、最も人気の高い作品が「リナルド」です。リストが交響詩で取り上げた16世紀の詩人トルクァート・タッソ の代表作である叙事詩「解放されたエルサレム」を題材とした3幕のオペラです。
その中のヒロインであるアルミレーナが敵側のイスラムの王に求愛されてもリナルドへの貞操を守って歌うアリア「苛酷な運命に涙を流しましょう」は、「私を泣かせて下さい」というタイトルでコンサートでも歌われると共に、CMなどでも利用されています。
サラ・ブライトマンの歌です。
今まで取り上げた曲
シェルブールの雨傘
想い出の夏
メフィストフェレ(ボイト)
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