今日の音楽 2月10日 交響曲第99番(ハイドン)
ハイドンの交響曲第99番は1794年2月10日にロンドンのハノーファー・スクウェア・ルームズにおける第1回ザロモンコンサートで初演されました。
ハイドンの後期ザロモンセットと呼ばれる交響曲の最初の作品で、ハイドンが編成にクラリネットを初めて入れた交響曲が第99番です。102番同様標題を持たないため、なじみの薄い曲ですが、これから最後の作品まで続く充実した交響曲の雛形となる曲とも言えるでしょう。
初めてクラリネットを使ったという事で、クラリネット独自で演奏されたりいろいろ工夫がされています。それ以降は他の木管に追随する形になったので、余程下手糞なクラリネット奏者に演奏されちゃったんでしょうかね。
今まで取り上げた曲
愛は面影の中に
ホフマンの舟歌
雪娘(リムスキー=コルサコフ)
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