今日の音楽 1月20日 フェリーニのアマルコルド
イタリアの映画監督フェデリコ・フェリーニは1920年1月20日に生まれました。
フェリーニは高校卒業後新聞社に勤務し、その後ラジオドラマなどの原稿執筆などを経てロッセリーニ監督の「無防備都市」の脚本に参加。1950年に「寄席の脚光」の共同監督として監督デビューし1952年に「白い酋長」で単独の監督をしました。この作品で音楽監督として起用したニーノ・ロータはその後全てのフェリーニ作品の音楽を担当することになりました。
翌年3作目の「青春群像」でヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞を受賞し、さらにその翌年の1954年に製作した「道」が世界的ヒットとなりネオリアリスモの若き後継者として脚光を浴びました。
その後フェリーニの作風が変化し、風刺やユーモアを取り入れた作品が多くなりました。
「フェリーニのアマルコルド」は4回目のアカデミー外国語映画賞を受賞した作品で、フェリーニの少年時代の回想をユーモアとウィットを交えて表現した作品です。勿論、音楽はニーノ・ロータ。
今まで取り上げた曲
手のひらを太陽に
夢であいましょう
交響曲変ロ長調(ショーソン)
« 今日の音楽 1月19日 春よ、来い | トップページ | 今日の音楽 1月21日 交響曲第3番「メーデー」 »
コメント