今日の音楽 12月29日 交響詩「ポヒョラの娘」
シベリウスの「ポヒョラの娘」は1906年12月29日にシベリウス自身の指揮によるマリインスキー劇場管弦楽団の演奏で初演されました。
シベリウスはフィンランドの叙事詩「カレワラ」に基づく作品を数多く作曲しています。クレルヴォ交響曲 、レンミンカイネン組曲 、ルオンノタルなどがそれにあたります。
ポヒョラの娘は、英雄ワイナミョイネン の物語で、ワイナミョイネンが旅の途中で出会ったポヒョラの娘を同行に誘うが、娘は自分の課した数々の困難な試練を果たした者だけに同行すると言い、ワイナミョイネンは魔術によって果たそうとするものの、悪魔に邪魔をされ負傷してしまい、諦めてひとりで旅立つという話。編成にコルネットが加わったシベリウスとしては珍しいフランス風の編成になっています。
オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏です。
今まで取り上げた曲
弦楽四重奏曲(ドビュッシー)
ふるさと
からたちの花
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