今日の音楽 12月28日 ポルカ「テープは切られた」
ヨハン・シュトラウス二世、ヨゼフ・シュトラウスの弟、エドゥアルト・シュトラウスは1916年12月28日に81歳で亡くなりました。
エドゥアルト・シュトラウスは、偉大な2人の兄の陰に隠れ作曲家としては目立たない存在ですが、オーケストラの指揮者としての評価は兄を凌いだと言われています。
そのために、彼の作品は殆ど演奏されないのですが、その中で最も知られているのがポルカ「テープは切られた」です。1869年に30周年を迎えたオーストリアの北部鉄道会社での記念舞踏会用に作曲されたもので、フルートとピッコロによる汽笛を模した旋律からはじまり、汽車旅の楽しさを表現したポルカ・シュネルです。ブラシで叩かれる小太鼓が汽車の擬音が面白いです。
今まで取り上げた曲
水の戯れ
交響曲「画家マチス」
道化師の朝の歌
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