今日の音楽 11月8日 ヴァイオリン協奏曲(エルガー)
エルガーのヴァイオリン協奏曲ロ短調op.61は1910年11月8日に初演されました。
ヴァイオリン協奏曲といえば、たいてい20分から35分程度の長さと相場が決まっている(わけではないとは思いますが)ようですが、このエルガーのヴァイオリン協奏曲は50分弱という長さの曲です。別に立って弾くから短いというわけではないでしょうが、3大協奏曲と言われるベートーヴェンでも40分強、ブラームス35強、メンデルスゾーンが30分程度ですから、長いですね。
元々はクライスラーの為に作曲され献呈されたのですが、クライスラーはこの曲が気に入らなかったようで録音は残っていないようです。この曲を気に入って頻繁に演奏したのはハイフェッツ だそうです。従来の協奏曲の形式による3つの楽章で出来ているロマンチックな作品です。
メニューインのヴァイオリン独奏、エルガー指揮のロンドン交響楽団で、第3楽章です。
今まで取り上げた曲
ラヴィング・ユー
交響曲ニ短調(フランク)
呪われた狩人(フランク)
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