今日の音楽 11月7日 ケ・サラ
シャンソン歌手の越路吹雪は1980年11月7日に胃癌で亡くなっています。
宝塚歌劇団で男役として活躍し、退団後はミュージカルなどで活躍し「コーチャン」のニックネームで親しまれていました。映画音楽なども多く歌っていましたが、シャンソンでは詩人の岩谷時子と組んで数多くの曲を紹介しました。
ケ・サラはシャンソンではありませんが、1971年に発表されたイタリアン・ポップスでサンレモ音楽祭で2位となた曲。「なるようになる」という意味。「ケ・セラ・セラ」と同じ意味です。原曲では若者が放浪の旅に出る決意を歌った歌です。岩谷時子の訳詩では、「平和」「友情」「恋」などが今は良くても、いつか悪くなるときもあるけれど、私たちの人生は階段を手探りで歩くようなもの、「どうにかなるさ」という内容に置き換わっています。
今まで取り上げた曲
青春の光と影
交響曲第3番「ポーランド」
パガニーニの主題による狂詩曲
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