今日の音楽 11月4日 春の歌
メンデルスゾーンは1847年11月4日に亡くなっています。
メンデルスゾーンについては散々書いていますので割愛しますが、メンデルスゾーンの音楽は円熟味が無いとか、奥深さが無いとかいう人がいますけど、38歳で亡くなってしまったのですから、さもありなんですね。
メンデルスゾーンが生涯をかけて作曲した作品に無言歌があります。1829年に最初の作品が書かれ、確認されている中では1945年まで16年間にわたって全8巻48曲が作曲されています。全ての曲に標題がつけられていますが、メンデルスゾーンがつけたものは5曲のみです。第1巻第6曲、第2巻第6曲、第5巻第5曲の「ヴェネツィアの舟歌 第1」から「第2」、第3巻第6曲の「デュエット」、第4巻第5曲「民謡」です。その他は出版社が曲想からつけたなどが多いようです。
無言歌の中で最も知られているのは、第5巻第6曲の「春の歌」です。この題名は曲の冒頭に書かれていた発想記号Frühlingslied genannt 春の歌のように
から取られています。
ホロヴィッツのピアノです。
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