今日の音楽 11月3日 皇帝の花嫁
リムスキー=コルサコフの歌劇「皇帝の花嫁」は1899年11月3日にモスクワで初演されました。
「皇帝の花嫁」は9作目のオペラで16世紀ロシアの皇帝イヴァン4世 の3番目の后マルファ・ソバーキナが結婚後わずか16日で急死したという史実を元に作られたものです。
当初はバラキレフがボロディンとリムスキー=コルサコフにオペラの題材として薦めたもので、ボロディンは取り掛かったものの、やっぱり途中で放棄、リムスキー=コルサコフもそれから30年後にようやく作曲したものです。序曲はオペラの内容を表現したもので悲劇を暗示した緊張感をもつ作品になっています。
プレトニェフ指揮ロシア国立管弦楽団で序曲です。
今まで取り上げた曲
007は二度死ぬ
交響曲第9番(ショスタコーヴィチ)
フィンランディア
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