今日の音楽 10月4日 チェロ協奏曲第1番(ショスタコーヴィチ)
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番は10月4日にロストロポーヴィチの独奏、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル によって初演されました。
この曲の特徴はと言えば、4楽章構成で出来ている事です。まあ、典型的な古典形式の協奏曲では急-緩-急の3楽章構成になっているのですが、2楽章や4楽章の協奏曲は珍しくは無いので、それだけで特徴といわれると??だと思いますが・・・
実は、この曲も基本は第1楽章がソナタ形式のアレグレット、第2楽章はモデラート、第4楽章がアレグロ・コン・モートという古典的な形式を踏襲した構成なのですが、第2楽章と第4楽章の間に、第2楽章のモチーフを使ったほぼカデンツァだけの第3楽章があるのです。約6分間の間、これまた非常に難しいカデンツァが続くので、なかなか名手といわれるチェリストでなければ演奏できない曲なんですね。
第3楽章、マイスキーのチェロ、ジベルスキー指揮ザールブリュッケン放送交響楽団です。
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