今日の音楽 10月22日 ヴァイオリン協奏曲ハ長調op.7-3(ルクレール)
バロック時代のフランスの名ヴァイオリニストで作曲家のジャン=マリー・ルクレールは1764年10月22日に亡くなっています。
フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者と見做されるヴァイオリニストですが、数奇な運命をだどった音楽家でもあります。
指物師の訓練を受けていたものの、トリノに出て舞踏やヴァイオリンを学び、その後フランスでルイ15世の宮廷づき音楽教師に任命されますが宮廷楽団の監督の座をめぐってギニョンと衝突し辞任、その後は複数の宮廷音楽家として活躍しましたが、1758年に離婚すると人目をさけて貧民街に住み、そこで1764年に惨殺死体となって発見されました。真相は謎でしたが、別れた妻が関与しているという噂もあるようです。
ルクレールはヴァイオリンのためのソナタや協奏曲を中心に作品を残していますが、全般的にフランス人らしい優雅な曲が多いようです。
今まで取り上げた曲
おお、愛しうる限り愛せ(リスト)
バック・トゥ・ザ・フューチャー
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」による幻想曲(リスト)
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