今日の音楽 9月1日 ホルンとピアノのためのエレジー
ホルン奏者デニス・ブレインは1957年9月1日に交通事故で亡くなっています。享年36歳という若さでした。
デニス・ブレインは若くして亡くなった事もあって20世紀の伝説的なホルン奏者として知られています。父親もBBC交響楽団の首席ホルン奏者として活躍した人で、子供の頃からホルンに親しんでいました。21歳でロンドン・ナショナル交響楽団の首席ホルン奏者になり、戦後は、フィルハーモニア管弦楽団と ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 の首席をかけもちしたりと大活躍していました。1954年にはロイヤルフィルを辞しています。
卓越したテクニックを持ち、協奏曲や室内楽、ソナタなども積極的に演奏しましたが、真価を見せるのが「普通の」オーケストラ曲での目立ち方かもしれません。
エジンバラ音楽祭からの帰りに自らの交通事故で亡くなったブレインを追悼する曲としてプーランクが作曲したのが「ホルンとピアノのためのエレジー」です。
今まで取り上げた曲
若葉の頃
宵待草
夕べの祈りと夢のパントマイム
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