今日の音楽 8月25日 フランクブリッジ変奏曲
ブリテンのフランクブリッジの主題による変奏曲は、1938年8月25日にボイド・ニール指揮ボイド・ニール合奏団の演奏によってオランダで放送による初演がされました。
フランク・ブリッジは、ブリテンの師となる作曲家で、ブリテンの才能を見抜いて世に送り出した恩師の名前です。ブリテンが10歳の時にコンサートで聴いたブリッジの交響組曲「海」を聴いて衝撃を受けてブリッジに師事することになりました。
1937年に、この恩師への感謝と賞賛をもって作られたのがフランクブリッジの主題による変奏曲です。原曲はフランク・ブリッジの「弦楽四重奏のための3つの牧歌」の第2曲で、これを9つの変奏曲とフーガという構成の弦楽合奏にしたものです。
序奏と主題から始まり、アダージョ、行進曲、ロマンス、イタリア風アリア、古典的なブーレ、ウィンナ・ワルツ、無窮動、葬送行進曲、聖歌、フーガとフィナーレからなる25分程度の曲です。
ヴァルヒャル指揮スロヴェニア室内管弦楽団です。
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