今日の音楽 8月10日 オルガン交響曲第5番(ヴィドール)
20世紀を代表するオルガン奏者、マリー=クレール・アランは1926年8月10日にパリ近郊で生まれました。
音楽一家に生まれ、演奏のみでなくオルガン演奏の歴史にも詳しく20世紀最高のオルガニストのひとりと言われています。バッハから現代曲まで広いレパートリーを持ち86歳で亡くなるまで演奏家、教師として活躍を続けていました。
ヴィドールは19世紀後半から20世紀にかけて活躍したフランスのオルガン奏者・作曲家でバッハを中心としたドイツ音楽をフランスで広める役割を果たした人です。フランクの死後後任としてパリ音楽院のオルガン科教授に任命されています。
ヴィドールは作曲家としてオラトリオやバレエ音楽も作曲しましたが現在演奏される機会が圧倒的に多いのはオルガン曲です。
10曲のオルガン交響曲は知られており、中でも第5番の終楽章のトッカータは欧米では結婚式の音楽として有名です。
今まで取り上げた曲
アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
パッサカリアとフーガ ハ短調(バッハ)
交響詩「ステンカ・ラージン」(グラズノフ)
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