今日の音楽 7月6日 エジプト行進曲
ヨハン・シュトラウス2世の「エジプト行進曲」は1869年7月6日に初演されました。
1969年というのは、スエズ運河が開通した年で、様々な作曲家がこのお祝いに音楽を作曲しています。最も知られているのが、これを記念して造られたカイロの歌劇場の杮落としに依頼されたのがヴェルディの「アイーダ」です。(実際には間に合わなくって「リゴレット」を上演したそうです)他にもサン=サーンスが「東洋と西洋」という作品を作曲しています。
エジプト行進曲も、スエズ運河のお祝いの意味をこめて作曲されバーデン大公フリードリヒ一世に献呈されています。東洋趣味的な楽想と、中間部の楽団員のスキャットが特徴の曲です。
ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルの演奏です。
今まで取り上げた曲
ある貴紳のための幻想曲
アランフェス協奏曲
この素晴らしい世界
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