今日の音楽 7月15日 エレクトラ
オーストリアの作家、劇作家のフーゴ・フォン・ホフマンスタールは1829年7月15日に55歳で亡くなりました。
ホフマンスタールはリヒャルト・シュトラウスに多くのオペラの台本を提供した作家として有名です。リヒャルト・シュトラウスがホフマンスタールの台本で作曲した最初の曲が「エレクトラ」でした。ギリシア悲劇を基にした作品で1909年1月25日に初演されました。このオペラは、その他の点でも良く知られた作品です。ひとつは、演奏の困難さ。もうひとつはオーケストラが116名必要という大規模な編成です。木管楽器が20人、金管楽器20人という大規模な管楽器はもとより、弦も通常のオーケストラによる5部編成を9部編成としています。
その後、「ばらの騎士」「ナクソス島のアリアドネ」「影のない女」劇音楽「町人貴族」などホフマンスタールが亡くなるまでコンビは続きました。
「エレクトラ」最後の場面です。
今まで取り上げた曲
サムウェア・アウト・ゼア
すみれの花咲く頃
ならず者
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