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2013年6月29日 (土)

今日の音楽 6月29日 タイプライター

アメリカの軽音楽の作曲家ルロイ・アンダーソンは1908年6月29日にマサチューセッツ州ケンブリッジで生まれました。

教会オルガニストの母親の影響で幼少の頃から様々な楽器を嗜んでいたアンダーソンはハーバード大学で作曲をピストン 、和声をエネスコ などに学ぶと共にニュー・イングランド音楽院にも通ってピアノやコントラバスを学びました。卒業後、大学で教鞭をとりながらコントラバスやオルガン奏者としてバンドや教会、合唱団の指揮などの活動をしていました。

1938年にボストン交響楽団のマネージャーからハーバード大学の学生歌の編曲を依頼され、それがアーサー・フィードラー の目にとまり自作の曲を作るように要請されます。「ジャズ・レガート」、「ジャズ・ピチカート」で成功をおさめましたが、その後軍隊に入隊、1946年の除隊後に発表した「シンコペイテッド・クロック」がビルボードのヒットチャートの第11位になる大ヒットとなり、アメリカの軽音楽の巨匠と呼ばれるようにまでなったわけです。

アンダーソンの曲は、ジャズやタンゴなどの影響を受けると共に、スコットランド民謡などの民族音楽的な旋律と融合した音楽が特徴で、ユーモアやペーソスが感じられる丹念に作り上げられた冗談音楽とも言われています。

タイプライターは1950年に作曲され忙しいオフィスの様子をユーモアたっぷりに描かれた作品で、実際にタイプライターが楽器として使用されタイプを打つ音と改行レバーを戻す音を演奏します。紙の端まで来たことを知らせるベルの音は他の打楽器で演奏します。

今まで取り上げた曲
メヌエット(パデレフスキー)
トランペット吹きの休日

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コメント

おもしろい~!やってみたい♪

打楽器奏者が打つのかと思ったら、
これは弾き振り(?)なんですね。

黒岩先生、タイプライターとか苦手そうww

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