今日の音楽 5月15日 歌劇「魔笛」序曲
劇作家のピーター・シェーファーは1926年5月15日にリヴァプールで生まれました。
ピーター・シェーファーは双子で、兄のアンソニー・シェーファーも作家・劇作家として活躍しています。兄の方は「探偵スルース」、「ナイル殺人事件」などの映画の脚本でも知られています。
ピーターは、映画「フォロー・ミー」の原作となった"The public eyes"などで知られていますが、映画「アマデウス」の原作・脚本家としてアカデミー脚色賞も受賞しています。元は舞台劇で、そちらの方もトニー賞を受賞しています。
「アマデウス」ではサリエリの曲少しと、モーツァルトの曲がたくさん使われていますが、印象に残るのは、冒頭近くのサリエリの自殺未遂の場面の交響曲第25番とか、精神病院の音楽ピアノ協奏曲第20番とか人それぞれでしょうね。
「レクイエム」と並行して登場する「魔笛」のおちゃらけ振りも対照的でした。
モーツァルトの数ある序曲の中では、「フィガロの結婚」が最も演奏される機会が多いでしょうね。特にアマチュアオケでは圧倒的に多いです。私も4回以上演奏してます。理由は何でしょうかね?演奏は簡単ではありません。ただ、構成がシンプルかつ提示・展開・再現がとってもわかり易いからかな。時間も3分程度(テンポにもよりますが)で・・・魔笛の序曲は、モーツァルトの序曲の中で唯一トロンボーンが登場するというのも演奏が多い理由でしょうね。序曲としては珍しく立派な序奏を持っているなかなか堂々たる曲です。
レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団です。
今まで取り上げた曲
チューブラ・ベルズ
遊戯(ドビュッシー)
ただ一度だけ
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