今日の音楽 4月29日 ヴァイオリン・ソナタ第40番(モーツァルト)
モーツァルトはヴァイオリンとピアノのためのソナタを43曲作曲していますが、最も演奏される回数が多い第40番は1784年4月29日に初演されました。
現在偽作とわかっているK55~K61までを除いて、第32番とよぶ場合もあります。
1784年にイタリアの女流ヴァイオリニストレジーナ・ストリナザッキがウィーンを訪問する際にモーツァルトとの共演を望み、これを承諾したモーツァルトが4月21日から29日までの間に作曲されました。
この頃はモーツァルトは非常に多忙で、演奏会当日にピアノの譜面が間に合わず、モーツァルトはメモ程度のものしか書かれていない譜面を見ながら演奏したそうです。
曲自体は非常にスケールの大きな作品で、特に終楽章は規模の大きなロンド形式となっています。
今まで取り上げた曲
オラトリオ「天地創造」(ハイドン)
ブリッグの定期市(ディーリアス)
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