今日の音楽 4月18日 トッカータとフーガニ短調
20世紀の個性派指揮者レオポルド・ストコフスキーは1882年4月18日にロンドンで生まれました。
まず、ご忠告としては、自分のオーケストラが演奏する際の参考として聴くのにストコフスキーの演奏を聴くことはやめた方が良いです(笑)。それぐらい個性的な指揮者なんです。
ロンドンで生まれ指揮者としては1909年にパリでデビュー。その6日後にロンドンでもデビューしました。その後アメリカへ渡りシンシナティ交響楽団の常任指揮者を経て、1912年にフィラデルフィア管弦楽団の常任指揮者に就任し1940年までの間にフィラデルフィア管弦楽団を一流のオーケストラに育てました。
同時にメディアへの関心が強く、積極的にレコーディングを行うとともに映画「オーケストラの少女」や、「ファンタジア」への出演など大衆へのクラシック音楽の普及にも努めました。
ストコフスキーサウンドという独特の華麗な音色を引き出し、それが独特の曲解釈と相まって非常に人気のある指揮者でした。
また、編曲にも優れ、特にバッハのオルガン曲などをフルオーケストラに編曲したものは、多くの指揮者に取り上げられています。バッハのトッカータとフーガ ニ短調は冒頭のインパクトあるメロディは知らない人がいないという程有名な曲ですが、非常に煌びやかな曲に仕上げています。
アンドルー・デイヴィス指揮BBC交響楽団です。
今まで取り上げた曲
ローマの噴水(レスピーギ)
歌劇「美しきガラテア」序曲(スッペ)
リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲(レスピーギ)
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