今日の音楽 3月6日 夢遊病の女
ベルリーニの歌劇「夢遊病の女」は1831年3月6日にミラノのカルカーノ劇場で初演されました。
紙幣の肖像にまでなっていたベルリーニの傑作のひとつで、数々の美しいアリアで知られるオペラです。ストーリーは、夢遊病に罹っていた村娘のアミーナは、領主ロドルフォ伯爵の泊まっていた宿屋の部屋に入って寝てしまい、婚約者のエルヴィーノに貞操を疑われますが、やがて疑いが晴れて、二人は結ばれるというペーソスを含んだオペラです。
目をつむったままソファーに座るなど、歌手の演技力が試される作品としても知られています。
マリア・カラスのソプラノで、「おお、花よ、お前に会えるとは思わなかった」です。
過去扱った曲
ハーリ・ヤーノシュ(コダーイ)
ごめんね
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