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2013年2月 2日 (土)

パイオニア交響楽団第24回定期演奏会に向けて・5

今回のメイン曲は、チャイコフスキーが完成させた最後の交響曲第6番ロ短調「悲愴」です。

「悲愴」原題は"Pathetique"がチャイコフスキーが納得してつけられたタイトルかどうかは議論が分かれるところですが、そんな事はさて置き。

このチャイコフスキーの「悲愴」は、チャイコフスキーの死の9日前に初演された事から、「悲しみ」のようなイメージでとられてしまうのですが、実際にはチャイコフスキーの初演時の証言からも「人生」について表現されていると考えられています。つまり悲しみとか悲壮感という意味の曲ではないわけです。
また、それまでの5曲の交響曲と比べると非常に斬新な構成で、新しい境地を切り拓いた作品とも云えます。

楽章の数は4つという当たり前の交響曲のようですが、第1楽章にテンポの速い楽章を持ってきて、第2楽章は5拍子のロシア風ワルツ、第3楽章はスケルツォと行進曲、終楽章は緩徐楽章という構成になっています。

薀蓄を語る以前に、この曲はコントラバスで始まり、コントラバスで終わるとっても貴重な曲です。燃えないわけはありませんね・・と言っても始まりも終わりも最弱音で耳をすまさないと聞き取れない程なんですけどね。

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