今日の音楽 2月21日 シルヴィア
フランスの作曲家レオ・ドリーブは1836年2月21日に生まれています。
オペラ歌手だった祖父と才能あるアマチュア音楽家だった母の血を引いたドリーブはコンセル・バトワール でアダンに師事して作曲を学びました。その後は、バレエ音楽や歌劇といった舞台音楽を中心に作曲活動をしてフランスバレエ音楽の父と言われる作曲家となりました。最も有名なバレエ「コッペリア」や歌劇「ラクメ」が代表作ですが、バレエ「シルヴィア」も知られています。
「シルヴィア」はイタリアの詩人トルクァート・タッソー の「アミンタ」という戯曲。それを3幕5場のバレエとして作曲したものです。初演は1876年6月14日パリオペラ座。神話の世界を描いた作品でシルヴィアは狩の女神。シルヴィアに恋する純朴な羊飼いのアミンタとの愛の成就を描いた作品です。
中でも最も知られるのが第3幕のピツィカートです。陽気でかわいらしいメロディが弦のピツィカートを中心に奏でられます。
有名な「ピツィカート」です。
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