今日の音楽 2月18日 女は世界の奴隷か
故ジョン・レノンの妻であり、芸術家のオノ・ヨーコは1933年2月18日に東京で生まれています。
父親の仕事の関係で20歳でアメリカに渡りサラ・ローレンス大学で音楽や詩を学んだ後前衛芸術家として活動している時にジョン・レノンと出会い、その後結婚しています。ビートルズの解散の一因がオノ・ヨーコにあるという話もあるためビートルズ・ファンからは疎まれる存在のようですが、音楽的に衝突も多く方向性もメンバー間ではかなり異なって来ていたので、彼女がいなくても時間の問題だったような気はします。
ジョン・レノンがレコーディングやコンサート・ツアーのたびに結成したプラスティック・オノ・バンドの中心としても活動しています。プラスティック・オノ・バンドのファーストアルバムはライブでしたがリハーサル時間が全く取れずほとんどぶっつけ本番で出演した際のものなので大半がカバー曲でした。
オノ・ヨーコとの出会いで、女性の地位改善に目覚めたジョン・レノンが1972年に発表したのがジョン・レノンとプラスティック・オノ・バンド名義で発売した「女は世界の奴隷か」です。原題はWoman is the Nigger of the worldでニグロという言葉が入っているため人種差別という事でアメリカでは放送禁止になったのですが、実際は黒人からの評判は良かったそうです。
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