今日の音楽 12月7日 ピアノ協奏曲第24番(モーツァルト)
ピアニストのクララ・ハスキルは1960年12月7日ブリュッセルの駅で転落した怪我が元で亡くなっています。
1895年ルーマニアで生まれ10歳でパリ音楽院へ入学し15歳からヨーロッパ各地で演奏旅行を行っていました。ただ、ハスキルは非常に体が弱かった事と舞台負けが極端になって演奏も好評を得られなかったようです。第二次大戦後オランダでの演奏会を通じて評価されるようになり透明感に満ちた感性の高い演奏を特徴として支持されるようになりました。
特に、モーツァルト、ベートーヴェンといった古典派のピアノ曲を得意として、当時ナンバーワンのモーツァルト弾きと言われていました。
モーツァルトのピアノ協奏曲第24番は、第20番と並んで2曲しかない短調のピアノ協奏曲で暗く情熱的なベートーヴェンっぽい曲です。また、モーツァルトのピアノ協奏曲の中で最も編成が大きくフルートが1本であることを除いて完全な2管編成となっています。
第1楽章。ハスキルのピアノ、マルケヴィッチ指揮コンセルト・ラムルーで第1楽章です。
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