今日の音楽 12月16日 ピアノ協奏曲第3番(プロコフィエフ)
プロコフィエフの代表作のひとつ、ピアノ協奏曲第3番は1921年12月16日に、プロコフィエフ自身のピアノ、ストック指揮シカゴ交響楽団の演奏で初演されました。
1913年に第2楽章となる変奏曲の作曲の着手から8年の年月を経て完成したピアノ協奏曲第3番は、オーケストラが独奏の伴奏にとどまらない役割を持っている曲です。3つの楽章がそれぞれ約9分ずつというバランスの良さも魅力のひとつです。
第1楽章は緊密な構成を持つ楽章、第2楽章は主題と5つの変奏曲、第3楽章はプロコフィエフ自身が独奏とオーケストラの討論とよぶ対立的な動きをする楽章になっています。
アルゲリッチのピアノ、アバド指揮ベルリンフィルで第3楽章です。
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