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2012年11月 4日 (日)

今日の音楽 11月4日 交響曲第1番(ブラームス)

ブラームスの交響曲第1番は1876年11月4日にデッソフ指揮カールスルーエ宮廷劇場管弦楽団により初演されました。

ベートーヴェンを意識するあまり、なかなか交響曲を完成できず着想から完成まで21年の年月を費やしてしまった事や、第1楽章の主題がベートーヴェンの交響曲第9番の歓喜の歌と似ているなど言われる等々エピソードには欠かせない交響曲という分野を代表する名曲のひとつであることは間違いないでしょう。第2番以降の二連符と三連符が並行するような複雑な絡み合いは無いものの、第1楽章の冒頭のような斬新さは随所に現れています。第2楽章では、ロマン派の時代という事を改めて意識させてくれますし、第3楽章では古典的なメヌエットやスケルツォを使っていません。まあ中間部は踊りだしたくなるような音楽ですが。そして、暗い底から始まる終楽章ではコラールなどを経て歓喜が高まっていく雰囲気が伝わってきます。

この第1番の成功で自身を得たブラームスは、翌年には第2番、その6年後第3番、その2年後には第4番と、堰を切ったように交響曲を作るようになりました。

レヴァイン指揮シカゴ交響楽団で終楽章です。

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コメント

言わずと知れた先輩の代のメイン曲ですね
1年生の秋から入部した自分はブラ1を逃したのが悔しくてスコアを買い込んで自分たちのメインである英雄と同じくらい熱心に聴いていました
その悔しさが晴れたのが40周年の時でした

大学時代には外山雄三さんの指揮でこれも思い出に残っています

もう一つ10年ほど前にエリアフ・インパルの指揮を見ましたが第1楽章で音量が小さくなるところで意図的に大きく振っていたのが今でも印象に残っています

長年オケで弾いていて今でも燃えられる数少ない曲です
この曲が現役の時のメインでよかったですね!

高校2年当時は、いやでいやで仕方が無かった曲です。第1楽章と終楽章の導入部の暗さが堪らなかった。
アマオケでは超人気曲のひとつですが、高校生が演奏するにはちょっと奥深すぎだと思います。20年を超えるブラームスの苦闘を楽器始めたばかりの高校生が表現、かなり難しいです。ただ弾いたという結果しか残らないと思います。その後数年経ってから、あの時は音符を並べて弾いただけという事に気がつきました。リベンジは果たしましたが・・・
技術的にはブラームスの中ではそれ程でも無いと思いますが、それ以上に怖ろしい曲です。

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