今日の音楽 11月27日 ラグビー
フランスの作曲家オネゲルは1955年11月27日に亡くなっています。
クラシック音楽でスポーツを扱ったものは非常に少ないですね。私の知っている範囲ではサティの「スポーツと気晴らし」ぐらいですかね。
スポーツを真正面から取り上げたのが、オネゲルの交響的運動第2番「ラグビー」です。
1928年の夏ラグビー観戦中にジャーナリストから「スポーツを音楽で表現できますか?」と問われて作曲し、同年の10月に初演されました。第1、第2それぞれの主題が双方のチームを表わしていて、その攻め合いが対位法によって表現されています。
バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックです。
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コメント
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これって何度聞いてもいい曲なんだけど、なぜか日本では演奏されるケースが少ないんだよね。これはなぜかというと、”ラグビー”というネーミングがいけないのかもしれない。日本では、ラグビーは「3K(きつい、汚い、けがが多い)」と言われてるから基本的には嫌われてるスポーツだからね。日本人にはこの曲は馴染めないのかもしれない。あまり演奏される機会が少ないのが惜しい名曲なんだけどね、この曲は・・・・。
投稿: hide | 2014年1月10日 (金) 23時03分
日本人のフランス音楽に対する嗜好には、かなり偏りがあって、特に近代フランス音楽というと殆どがドビュッシー、ラヴェルを中心とする印象派音楽ばかりが演奏される傾向がありますね。
オネゲル含めて、プーランクとかミヨーとかの曲は本当に演奏機会少ないです。最も知られているパシフィック231にしても、生で演奏される事はとっても少ないですね。
投稿: じゅうさん | 2014年1月11日 (土) 08時52分