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2012年11月19日 (月)

今日の音楽 11月19日 楽興の時

作曲家フランツ・シューベルトは1828年11月19日チフスで病死しています。

シューベルトというと非常に貧しい生活を送った早逝の作曲家というイメージがあります。まあ作曲家の中には生きている間には大した評価を受けず、死後評価された人もたくさんいますし、貧困に喘いでいた方もいますが、シューベルトほど現代に名を残した人が当時は殆ど知られていなかったというのは驚きです。

原因はいくつも考えられます
①スポンサーがいなかった・・・ 宮廷音楽の衰退という時代背景
②プロデューサーがいなかった・・・10代の頃から優れた作品を作っていたにもかかわらず、それを売り込み、発表する場も無かった
③未発表・未完の作品が多かった・・・交響曲の殆ど、ミサ曲、歌曲など未発表(内輪のアンサンブルでは演奏していたものも多いのですが)の作品が死後大量に発見されています。また、発表の当てが無いので、他の仕事が入ったり行き詰まったりすると途中で作曲を止めてしまいそのままになっているものも多数あります。
④ ③とも関連していますが、シューベルトの作品の多くはアマチュアの音楽家には取り上げられたものの(交響曲などは、仲間内の演奏目的に作曲されているため、揃う楽器だけという妙な編成になっているものもあります)プロの演奏会では演奏される機会が非常に少なかった・・・・

シューベルトの作曲したピアノ小品に楽興の時という作品集があります。楽興の時は現代はモーメント・ミュージカル=瞬間的な音楽という意味。要するに形式にこだわらず想いのままに作られた即興的な作品という意味です。6曲からなる作品集ですが、特に第3番は誰でも知っている曲。シューベルトの存命中から「ロシア風歌曲」(エール・リュス)としても知られた曲でした。左手は単調な伴奏で右手でメロディという簡単な構成で、比較的低いレベルでも演奏できるのが今でも愛好されている理由のひとつかな。

第3番をホロヴィッツの演奏で。

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