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2012年11月15日 (木)

今日の音楽 11月15日 オラトリオ「森の歌」

ショスタコーヴィチ作曲のオラトリオ「森の歌」は1949年11月15日に、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルハーモニー交響楽団によって初演されています。

元々はソヴェト共産党からジダーノフ批判を受けて冷遇されていたために、名誉を回復するために作曲されたと言われる曲です。スターリンが当時スターリングラード攻防戦で荒れ果てたボルガ川近辺に展開していた植林事業に目をつけて、この事業を褒め称えるオラトリオを作ることで地位の回復を試み、大成功に終わった曲です。

そのような経緯で作曲された曲のため、スターリンの死後フルシチョフによるスターリン批判に合わせて歌詞が変えられたり、ソヴェト崩壊後のロシアを含めた旧ソヴェト圏や西側諸国でも演奏される機会は極端に減っているそうです。

作品としては正当な合唱曲として評価すべき曲ですので、何だか勿体無いような気もします。
内容は、
第1曲 勝利(改訂版では「戦争が終わったとき」・・・第二次大戦の勝利はスターリンのおかげですという曲。
第2曲 祖国を森で覆わせよう・・・国土に森林を蘇らせるべきだという曲
第3曲 過去の思い出・・・荒れ果てた大地が砂嵐を巻き起こし農作物にも被害が出る
第4曲 ピオネールは木を植える・・・植林事業に参加するピオネール(ソ連の少年団)
第5曲 スターリングラード市民は前進する・・・スターリングラード市民が障壁に負けず前進していくという曲で、祝典序曲にもメロディが使われています。
第6曲 未来の散歩道・・・植林事業が終了し森林のある理想的な世界を表現
第7曲 栄光・・・植林事業の進め方を歌い、最後に共産党を讃えて終わります

アシュケナージ指揮ロイヤルフィルで第4曲と第5曲です。

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