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2012年11月10日 (土)

今日の音楽 11月10日 運命の力

ヴェルディの歌劇「運命の力」は1862年11月10日にサンクト・ペテルブルクのマリインスキー劇場で初演されました。

1859年の「仮面舞踏会」初演以降ヴェルディは創設された国会議員の仕事と農園経営に悩殺され作曲活動から離れていましたが、ヴェルディを政治の世界に引き込んだ首相のカヴールが亡くなって再び音楽への情熱が湧きあがって来ました。そこに、マリインスキー劇場からの作曲依頼が舞い込んで題材も台本もヴェルディに一任という条件もあって心を動かされたようです。但し、当時の帝政ロシアでは共和政の賛美やロシア正教会への批判はタブーなどの制約はあったようですが・・・

リバス公ドン・アンヘル・デ・サーベトラの戯曲「ドン・アルバーロまたは運命の力」を元に台本が作られ作曲されています。原作は非常にスキャンダラスで陰惨な神をも冒涜するような内容で、ピアーヴェの台本は比較的原作に忠実に作られていました。ロシアでの初演は必ずしも成功とは言えませんでしたが、それはこのスキャンダラスな台本によるところも大きかったようです。ただ、この初演がロシア音楽界に与えた影響も大きく、結果としてはヴェルディの後期の傑作のひとつとされています。現在では、神への冒涜とも取られる人類を呪うようなアルヴァーロの投身自殺による最後のセリフは変更を加えられていますが、原典版として元の通りに演奏される事もあります。

序曲は1869年の補筆改訂の時に作られたものでヴェルディにとっては最後の序曲です。レオノーレの動機とされる金管による3つの和音から始まるこの序曲はヴェルディの数ある序曲の中でも最も構成のしっかりした曲ですね。

ゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場管弦楽団で序曲です。

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