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2012年10月27日 (土)

今日の音楽 10月27日 チェロ協奏曲(エルガー)

エルガーのチェロ協奏曲は1918年10月27日にロンドンのクイーンズホールで初演されました。

弦楽器の中でヴァイオリンに次いで独奏楽器として扱われる事が多いチェロですが、チェロ協奏曲には名曲が多くありません。理由のひとつは古典派以前にチェロ協奏曲の名曲が殆ど無い事。モーツァルトもベートーヴェンもチェロのための協奏曲は作曲していません。(唯一、ベートーヴェンがヴァイオリン、チェロとピアノのための協奏曲という曲を書いていますが)・・・かと言って、チェロを独奏に適さない楽器と考えていたというわけではありませんね。古典派以前でもバッハが無伴奏チェロ組曲などという名曲を作曲していますし、ベートーヴェンもチェロとピアノのために数多くの変奏曲を作っているのですが、チェロ協奏曲は無いんですね。ハイドンぐらいですかね。

数少ないチェロ協奏曲の中でも、シューマンドヴォルザーク、エルガーの作品が三大チェロ協奏曲と言われ演奏頻度も高いです。エルガーのチェロ協奏曲は20世紀の音楽とは思えないほど旋律的で叙情的な作品です。特に早逝のチェリスト、デュ・プレが好んで演奏し世に知らしめた曲です。第1楽章の冒頭がカデンツァで始まる事、第2楽章でスピッカートを多用していること、第4楽章がそれまでの3つの楽章を集約するような内容であることが特徴です。

デュ・プレのチェロ、バルビローリ指揮ロンドン交響楽団で第1楽章です。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

コメントありがとうございます。
中には独断的な記事もありますので取捨選択してお読みください

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