今日の音楽 9月30日 サマータイム
ガーシュウィンの歌劇「ボーギーとベス」は1935年9月30日にボストンのコロニアル劇場で初演されました。ミュージカルの先駆的な作品と言われていて、ジャズや黒人音楽を取り入れ、登場人物も白人が1人だけで後は全員が黒人という設定になっています。
エドワード・デュボーズ・ヘイワードの小説「ボーギー」を元にしたオペラで、ボストンの初演は評判が芳しくなかったものの、その後ブロードウェイで大成功を収めました。
特に第1幕第1場で歌われるクララの子守歌「サマー・タイム」はビリー・ホリディによって歌われたカバーがヒットして以来ジャズのスタンダードナンバーとして多くの歌手によって歌われています。
「サマータイム」をキャスリーン・バトルのソプラノ、デュトワ指揮モントリオール交響楽団です。