今日の音楽 8月9日 祝典序曲
20世紀を代表するソ連の作曲家ショスタコーヴィチは1975年8月9日に亡くなりました。
ショスタコーヴィチというとソ連政府との葛藤というイメージが強く、表面上と裏側の両方を兼ねそろえた音楽・・という、作曲者の意図に近づくためにはかなり研究しないとならない作品が多いのですが、十月革命30周年を記念して作られた「祝典序曲」は、比較的明晰な肩の凝らない音楽として高い人気を得ています。
結局発表されたのは作曲から7年後の37周年記念演奏会。トランペットのファンファーレで始まるこの曲は、通常の編成に加えてバンダ用の金管楽器も必要でオーケストラとしては大きな編成になっています。吹奏楽としてもよく演奏される曲です。
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» インバル&フランクフルト放送響のショスタコーヴィチ:交響曲第5番 [クラシック音楽ぶった斬り]
完全無欠な演奏でありつつも、豊かな情感や味わい深さをいささかも失っていない。
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