今日の音楽 8月11日 ホルン協奏曲第2番(R.シュトラウス)
R.シュトラウスのホルン協奏曲第2番は1943年8月11日にザルツブルグ音楽祭でベーム指揮ウィーンフィル、ホルン独奏フライベルクで初演されました。
以前紹介したホルン協奏曲第1番の時にも書いたのですが、シュトラウスの父親はホルン奏者だったためシュトラウスはホルンには特別の愛着があったようで、独奏楽器とオーケストラが協演する小品を除くと協奏曲は5曲しか作曲していませんが、その内の2曲がホルン協奏曲でした。
第2番のホルン協奏曲は第1番から約60年後の1942年に作曲されました。第1番は18歳という若さでの作曲で古典的な作品ですが、この第2番も晩年の古典回帰の中で書かれたもので古典的な手法で書かれています。第1楽章と第2楽章は切れ目無く演奏されます。初演は1943年のザルツブルグ音楽祭でフライベルクの独奏、ベーム指揮ウィーン・フィルによる演奏でした。
第1~第2楽章です。
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音楽ファンに残された心の故郷のようなアルバムである。
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