今日の音楽 7月3日 里見八犬伝
映画監督深作欣二は1930年7月3日に生まれています。
茨城県水戸市に生まれ日大藝術学部卒業後1953年東映入社。1961年に「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」で監督デビューを果たしました。1973年からスタートした「仁義なき戦い」シリーズで日本を代表する監督のひとりになりました。その後の「バトル・ロワイヤル」など暴力を描く映画が多く暴力的な映画を撮る監督と見られがちですが、本人は暴力を描く事で暴力を否定するという信念で作品を作っていました。
そういう暴力的な映画だけでなく、「復活の日」「青春の門」「魔界転生」「蒲田行進曲」「火宅の人」などの文芸作品の監督も手がけており、その多くが大ヒットしています。
1983年に公開された「里見八犬伝」は、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を翻案した鎌田敏夫の「新・里見八犬伝」を映画化したもので特殊メークを本格的に使用した映画でした。この映画は薬師丸ひろ子がセーラー服を脱ぎ捨てた初の映画で、真田広之とのラヴシーン(大した事はありませんでしたが)が話題になりました。
主題曲の ジョン・オバニオンが歌った「八剣士のテーマ」です。
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