今日の音楽 7月26日 聖金曜日の音楽
ワーグナー最後のオペラ、舞台神聖祝祭劇「パルジファル」は1882年7月26日にバイロイト祝祭歌劇場で初演されました。
中世スペインが舞台の聖杯伝説を元にした宗教的な内容で、ワーグナーの著作権が切れるまではバイロイト以外での上演が禁じられていた作品です。4管編成、弦楽器は16型の大編成です。4時間を超える上演時間がかかり、内容的にも音楽的にも、ワーグナー大好き人間以外にはちょっと苦痛かもしれません。
かく言う私も全曲通しては聞いたことも見たこともありません。
オーケストラの演奏会では、第1幕への前奏曲と、第3幕で演奏される聖金曜日の音楽が単独で演奏されます。聖金曜日とは復活祭に先立つ金曜日の事。キリストの磔を記念する日だそうです。
« 今日の音楽 7月25日 いそしぎ | トップページ | 今日の音楽 7月27日 シャコンヌ »
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 今日の音楽 7月26日 聖金曜日の音楽:
» ケンペ&バイエルン国立歌劇場のR.シュトラウス:歌劇『アラベラ』 [クラシック音楽ぶった斬り]
全ての演奏家が並々ならぬ気合いをもって望んだのが手に取るように分かる。
[続きを読む]
» クナッパーツブッシュのブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1944年盤)/R.シュトラウス:ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(1928年盤) [クラシック音楽ぶった斬り]
流麗な美しさは後年のデッカ録音にも匹敵する。
[続きを読む]
» クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルのブルックナー:交響曲第8番(1961年ライヴ) [クラシック音楽ぶった斬り]
クナ唯一のウィーン・フィルとの「ブル8」の解釈は驚くほどミュンヘン・フィル盤2種に似ている。
[続きを読む]
» クナッパーツブッシュのワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」(1951年ライヴ) [クラシック音楽ぶった斬り]
いかにもクナッパーツブッシュらしく、たいへん個性的で構えの大きな演奏だ。
[続きを読む]
» クナッパーツブッシュのワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」(1951年ライヴ) [クラシック音楽ぶった斬り]
いかにもクナッパーツブッシュらしく、たいへん個性的で構えの大きな演奏だ。
[続きを読む]
» クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルのブルックナー:交響曲第3番/ワーグナー:ジークフリート牧歌 [クラシック音楽ぶった斬り]
テンポは遅く、メロディはとても美しく、曲の組み立てのスケールは大きく、蕩々と音楽が奏でられる。
[続きを読む]
コメント