今日の音楽 7月23日 ジャンヌの扇
フランスの作曲家ジョルジュ・オーリックは1983年7月23日に亡くなっています。
オーリックはフランス六人組のひとりで、作曲家のサティ、詩人のコクトーを信奉していました。コクトーが映画製作をはじめると映画音楽にも手を染めています。
芸術音楽では、六人組のオネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールとの共作で「エッフェル塔の花嫁花婿」の序曲と第9曲を担当、他にも単独でいくつかのバレエ音楽を作曲しています。
映画音楽としては、「赤い風車」(ムーランルージュ)、ローマの休日、さよならをもう一度など芸術音楽を遥かに凌ぐ功績を遺しました。
「ジャンヌの扇」は、バレエ学校の経営者でパリの芸術家たちの支援者でもあったジャンヌ・セュボストの依頼によって10人の作曲家が共作した子供向けのバレエ音楽。ラヴェル、イベール、ルーセル、ミヨー、プーランクなど豪華なメンバーが名を連ねています。オーリックは第9曲の「ロンド」を担当しています。
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