今日の音楽 7月14日 天国への扉
アメリカ西部開拓時代のアウト・ロー、ビリー・ザ・キッドは1881年7月14日に保安官パット・ギャレットに射殺されました。
既に、伝説となっているビリー・ザ・キッドは非常に人気が高かったようですが、単なる殺人鬼に近い人物で思想的な背景なども浮かんでこないのですが、アメリカでは何故かこういう類の人物が人気が高いようです。ジェシー・ジェームズや「俺たちに明日はない」で知られるボニーとクライドが代表的な人気アウトローたちですね。
ビリー・ザ・キッドも彼を主人公として多くの映画が作られました。サム・ペキンパーが監督した映画で、ペキンパーの西部劇としては大変に地味な作品でした。ミュージシャンのクリス・クリストファソン演じるキッドと、ジェームズ・コバーン演じるキッドの友人でもあったパット・ギャレットの間の葛藤をメインに描いていて、あまりドンパチが多くないのがその理由かな。ミュージシャンでもありクリストファソンの妻でもあったリタ・クーリッジがキッドの恋人役で出演していました。
この映画全編にわたって、ボブ・ディランの音楽が使われています。ボブ・ディラン自身も友人役で出演していましたが・・・。主題歌は「天国への扉」。素朴なディランの特徴が良く出ている曲です。
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