18世紀を代表するフルートの名演奏家で作曲家のヨハン・ヨアヒム・クヴァンツは1773年7月12日に亡くなっています。
少年時代にヴァイオリン、チェンバロ、オーボエなどを学んで20歳を過ぎてからフルートを学び始め、その後はフリードリヒ大王のフルート教師として活躍しました。この頃のフリードリヒ大王の宮廷には、チェンバロを担当したC.P.E.バッハ、ヴァイオリンのグラウン、ベンダなどの名手がいて、クヴァンツはフルートの曲だけでなく、トリオソナタも多く作曲しています。
ハ短調のトリオソナタはフルート、オーボエと通奏低音のためのソナタで哀愁を帯びた第1楽章の旋律は秀逸です。
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