今日の音楽 7月10日 モスクワの思いで
ヴァイオリニストで作曲家のヘンリク・ヴィエニャフスキーは1835年7月10日に生まれています。
8歳でパリ音楽院に入学し13歳から演奏家として活躍しました。驚異的な技巧と情熱的で華麗な演奏で知られておりポーランドを代表する音楽家のひとりと数えられています。
作曲家としては、ヴァイオリンの協奏的作品とヴァイオリン独奏のための曲を数多く作曲しています。中でもヴァイオリン協奏曲第2番は、これぞロマン派のヴァイオリン協奏曲というロマンチックな作品として知られています。
1851年から1853年にかけてロシアを演奏して回っている最中に当時大流行していた「赤いサラファン」のメロディを使った幻想曲で、ピアノ伴奏版とオーケストラ伴奏版があります。「赤いサラファン」は今ではロシア民謡とされるほど親しまれている曲ですので、聴けばわかる曲だと思いますよ。
チェボタリョーワのヴァイオリンです。
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