今日の音楽 6月5日 風変わりな店
レスピーギのバレエ「風変わりな店」は1919年6月5日にロンドンのアルハンブラ劇場でバレエリュスによって初演されました。
1918年にバレエ・リュス率いるディアギレフからの依頼でロッシーニ音楽院に保管されていたロッシーニの未出版の小品集「老いのいたずら」の素材から作曲した曲です。
1幕のバレエで、序曲、タランテラ、マズルカ、コサックダンス、カンカン、ワルツ、ノクターン、ギャロップの8曲からなっています。ロッシーニ作品が土台といっても、我々が耳にした曲は1曲も無く、特に親しみも沸くわけではないので、あまり人気がある作品とは言えません。
特に、ロッシーニ自体の人気が今イチの現代では、同じオムニバスものでも、大作曲家の筆でない「レ・シルフィード」なんかの方が親しみが沸くというものです。
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