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2012年6月23日 (土)

今日の音楽 6月23日 アルルの女第2組曲

フランスの作曲家エルネスト・ギローは1837年6月23日にアメリカのニュー・オリンズで生まれました。

1852年にフランスに移住しパリ音楽院で学び1859年にローマ賞を受賞。1876年にはパリ音楽院の教授に就任し、ドビュッシーデュカスなどを育てました。本人は殆ど作品を残していませんが、オッフェンバックの「ホフマン物語」を補筆完成した事で知られています。

教育者として多くの作曲家を育てたギローですが、何と言ってもビゼーの「アルルの女」第2組曲の編曲者として名を残しています。「アルルの女」には2つの組曲があります。第1組曲はビゼー自身によって編まれた曲ですが、あまり聴くことがありません。ところが、ギローによって編曲された第2組曲は、「カルメン」と並ぶビゼーの代表作として知られています。
実は、この第2組曲の曲は一部アルルの女以外の曲を転用しています。

第1曲の「田園曲」は第2幕への間奏曲とそれに続く合唱部分を編曲したものです。田園曲(パルトラーレ)というとのんびりとした牧歌的な曲を想像しますが、この曲は前半はゆったりとした力強い音楽から始まり中間部ではピッコロの甲高い合いの手が印象的な踊りの音楽が採用されています。
第2曲の「間奏曲」は第2幕の第1場と第2場の間の曲で、Tuttiによる重厚な前奏と、アルトサックスの美しいメロディによる中間部で構成されています。このメロディは「神の子羊」としても歌われる曲です。
第3曲の「メヌエット」が、実はアルルの女に無い曲です。フルート奏者の定番曲としても知られている極ですがビゼーの「美しきパースの娘」の曲。ここでもフルート独奏のオブリガートとしてサキソフォンが大活躍します。
第4曲「ファランドール」は、プロヴァンス民謡の「三人の王の行列」と舞曲のファランドールが組み合わさった曲で、はじめのうちは独立してそれぞれが演奏されますが、やがて「三人の王の行列」が長調に転調されてファランドールと一体化して演奏されます。
実は、このファランドール64小節にわたるD音の頭打ちと15小節+49小節にわたるD音の連打というコントラバスにとってはあまり美味しくない曲です。

第2曲の「間奏曲」です。

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