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2012年6月 2日 (土)

今日の音楽 6月2日 ルル

未完で終わったベルクの歌劇「ルル」は、最初の2幕とソプラノと管弦楽のための「オペラ『ルル』からの交響的小品としてチューリヒ歌劇場で初演されました。

原作は、ヴェーデキントの戯曲「地霊」と「パンドラの箱」で、これをベルク自身が台本にして1929年に着手。作曲途中でシェーンベルクに全曲を献呈しています。1935年に敗血症で急死してしまったため第3幕第1場までのスコアと、その後の抜粋譜及び第3幕終結部を抜粋し組曲としたスコアが遺されました。

ベルクの未亡人ヘレーネは、この曲の完成をシェーンベルクに依頼しましたが、様々な理由で送られてきたスケッチから採用せず、他の作曲家の補筆も拒否して、完成部分の第2幕までと、残りの部分は小品集として初演したわけです。

その後もヘレーネは補筆を拒否していましたが、密かに完成版への補筆が進行しており、最終的には第2幕までと補筆完成版の第3幕を別々に出版という事で決着しています。

ルルは勿論十二音技法を使われていますが、ワーグナーのように登場人物にライトモチーフのような「音列」を設定しています。

アバド指揮シモン・バリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ、ルル役のソプラノはアンナ・プロハスカで、組曲です。

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